昨日は厳しい寒さが続いている中を医者通いの日。
耳鼻咽喉科/歯科それにマッサージも重なり、3時ごろまで掛かりました。
耳鼻咽喉科では喘息はかなり良くなってきましたが、滲出性中耳炎は相変わらずで、定期的に診察と投薬をしてもらっています。
歯科では、ブリッジ部分の補修は来週で、今回は定期的な歯の掃除です。
整骨院のマッサージは、以前に膝を痛めた時から続いていて、膝の方は殆ど改善しましたが、寒さで凝り固まっている体のあちこちを揉みほぐしてもらっています。
色々な医院にお世話になりながら体調を維持していますが、自転車で一人で問題なく通院出来ていることは、体調がまだまだ良いのだと思う事にしています
今日は言葉に関する書き込みです。
先日、「図太い」という言葉について書き込んでいる時に、よく似た発音で少しニュアンスが異なるが、「しぶとい」という言葉があるのを思い出し、更にこの「しぶ」が使われる「しぶしぶ」とか「しぶちん」という言葉もあるのに気づき、少し気になっていたので調べてみました。
(1)しぶとい
“強情で臆するところがない。また、困難にあってもへこたれずねばり強い”様を言う言葉で、漢字表現では、「強太い、為太い、渋とい、死太い」など、諸説ありますが、いずれにしても、何があってもへこたれない、その様が目に浮かぶようです。
この言葉の語源・由来については、腑に落ちるものは見つかりませんでした。
(2)しぶしぶ
“気が進まぬまま、しかたなく物事をするさま。嫌々ながら”を意味する言葉です。
漢字表現では「渋々」で、渋柿を食べてしまったときのような表情で、あるいは、そのような気分で、という意味です。
つまり「いや〜な気持ちで」ということで、相手になにか要求されたり、仕事を命令されたときに用いる言葉だが、「しぶしぶ」はそれを断れないときに使う言葉です。
(3)渋ちん
関西で良く使われますが、“物や金を出し惜しみする人。けちな人”をいう俗な言葉です。
大阪弁でケチン坊のことだが、ケチが陰にこもらない開放的な言い方です。
シブチンとは「渋い」に、人名や人および人の特徴の後に付けることで親しみや軽い軽蔑の意味を持たせる「ちん」をつけたもので、渋い人を意味します。
ただし、ここで言う「渋い」とは金品を出し惜しみするという意味の渋いであり、ケチな人を意味するけちん坊に通じる言葉です。
また、給料を出し惜しみする企業など、個人以外にも用いられる(例:「吉本興業は本当にシブチンな会社です」)。
同じ「しぶ」が付く言葉でも、(1)と(2)(3)ではその内容が違うようです。また(2)と(3)でも同じ「渋」という漢字を使うのに、少しニュアンスが違うのでこの点も少し調べてみました。
goo辞書に拠ると「渋い」に関しては色々な意味があることが判りました。
1 渋柿を食べたときなどの、舌がしびれるような味である。「~いお茶」
2 派手でなく落ち着いた趣がある。じみであるが味わい深い。「~い声」「~い色/服装」
3 不愉快そうな、または、不満そうなようすである。「~い顔をする」
4 金品を出すのを嫌がるようである。けちである。「~い客」
5 動きが滑らかでない。「湿気でふすまが~くなる」
更に、<笑える国語辞典>では、日常よく使われる上記2の「渋い」に関して、下記の様な記述がありましたが、面白かったので抜粋紹介します。
Quote
・「渋い」とは、味覚の一種だが、主に渋柿の味のことをいう。つまり、えぐ味のある苦さに、「甘いだろう」との期待を裏切られたショックというスパイスをふりかけた刺激的な味である。
・このような「渋さ」は、日本人の「わびさび」の好みに合致し、主に高齢者の愛好する価値観となる。
例えば色でいえば、派手でなく地味、明るくなく暗い、かといって真っ黒のようにくっきりしておらず中間的な色、つまり「きれい」とはいえないどちらかというとうす汚い色である。
また、中高年の男性で、若いヤツらのように元気ではなく、明るくなく、脂ぎってもいないが、落ちついていて風貌や言動に苦い刺激のある人物を「渋い」「苦み走っている」などとほめる。
さらに演劇などエンタメの世界でも、主役級の派手さや明るさはなく、あくまでバイプレーヤーだが、特徴のない人物を堅実に造形して存在感を示す役者を「渋い」「枯れた芸だ」などと高評価する。
つまり、人生経験が豊富だったり、業界の事情に詳しい、いわゆる「通(つう)」な人が、若いヤツらやしろうとが見逃したり、無視したりするところに価値を見出して自慢するという、いやみな好みだといえる。
渋柿のどうしようものない味に逆転の価値を見出すという日本人独特の感性は、せいぜい大事にしたいものですね。
Unquote
(まさ)
★この項は<goo辞書><Ameba><笑える国語辞典><日本語俗語辞書>などを参考にさせていただきました。」
<昨日の夕食>
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湯豆腐/煮込み2種
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高野豆腐とえんどう豆 台所の引き出しに残っていた高野豆腐を使ってみましたが、古くてまずかったです
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鳥肉団子と小松菜のミゾレ煮 こちらは美味しかったです
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主役はお好み焼き これも久しぶりで、美味しかった!
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