先日の「青」に続いては、「赤」の字が入る言葉です。
赤の他人:
こちら<@DIME>の説明が判りやすかったので、引用させていただきます。
「赤の他人」は「他人」を強めた表現です
「他人」とは、自分や自分が所属するコミュニティ、ある事柄に対して関わりのある人以外を指します。例えば、自分(個人)に対して、自分以外の全ての人は他人です。使用するシーンによっては、血縁関係のある人や親族以外の人を他人とすることもあります
『赤い』にはさまざまな意味がありますが、『明い』と同語源であると言われています。『明い』は古語で『明るい』を指す言葉です。
つまり、『赤』には『明白な』『明らかな』という意味が含まれており、慣用表現として使われるようになったと考えられるでしょう。
「赤の他人」と同じような意味で使われる慣用句には、『真っ赤な嘘』があります。『真っ赤』には『明らかな』『明白な』といった意味が込められており、嘘であることが明らかである場合に使われる慣用句です。
『赤っ恥』や『赤裸(せきら)』にも、『赤』が含まれていますが、この「赤」も上記と同様に「明」と同じ意味でしょう。
『赤っ恥』は多くの人の前でとても恥ずかしい思いをすることを意味し、『赤裸』は全く何も身に着けていない様子を表す言葉です。赤っ恥には『赤面する様子』、赤裸には『動物の皮がむけている様子』など、血色や赤色からの連想も考えられるでしょう。
尚、「赤裸」を強めた言葉として、「赤裸々」という言葉もあります。(まさ)
尚、「赤裸」を強めた言葉として、「赤裸々」という言葉もあります。(まさ)
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