堤防だより

またぼちぼち更新していくぞ、と。

スコーレNO.4

2010-07-25 10:12:53 | 読んだ本
宮下奈都(著

マラソンで言うとネガティブコントロール
後半の為に前半を抑えたペースで走る事なんだけど
正にそれ

湿度高めの文章がまとわり付く感じで
読むペースが上がらないんだけど
後半NO.3から一気にスパートへ駆け上がる

社会に出ると自分のいろんな評価をされる
それが自信になっていく
いろんなコンプレックスがあろうとも
家庭でしっかり愛されていれば
その後何があろうと生きていける
経験では得られない自信を持っている

たしかこの著者の「太陽のパスタ・・・」でも
こんな事を主人公が言われていたような
あ、友人の京に言われていたんだ

文章は暗めなんだけど
それがユーモアとのギャップを広げてより面白い
そしてどうしても前向き



もうだめだ、もうだめだと言いながら恋に落ちていく
そして私はこう言う言葉を待っている
そして味わう
これがいーんだ

この著者、私の二つ下つまり同年代
共有してるものが似てると共感もしやすいって言うの?
そんな気がする

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