腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

真冬のセントラルパーク

2010年02月22日 11時38分36秒 | 日記
 週末、家族とともにセントラルパークを散歩することになった。
 真冬のセントラルパークは、イベント等も乏しく、一般的には観光にはお薦めとされていない。
 
 しかし、日本では雪をほとんど経験しない子供たちにとっては、雪が残っているだけで楽しい場所となるようである。また、常に体を動かしていないと気が済まない「運動マニア?」の妻にとっても悪い話ではなかったようだ。
 
 気温摂氏2~3度と冷え込む中、延々と2時間程度の散策することに。
 セントラルパーク最南端の59丁目から79丁目まで、定番の「The mall」や「Bethesda Terrace(冬場のためか噴水は止まっていた。)」を継由し、その後はやや西側のアップダウンが多く、時には雪で滑りそうになりながら道を北上し、Belvedere Castle(ベルベデーレ城)という小さな石造りの砦程度の小さな城に登りパークの北側半分(今回の写真)を眺めたところで今回は終了。帰りはそこから、西側に向かい、セントラルパーク西側81丁目に接するアメリカ自然史博物館へ立ち寄り、地下鉄でアパートまで帰った。
 今回の道順は、セントラルパークの公式ホームページの地図を探していただいて参照していただくと、約縦4km幅800mのセントラルパークの下側の4割程度の範囲を歩いたに過ぎない。http://www.centralparknyc.org/site/PageNavigator/virtualpark_main

 セントラルパークの中は、場所によっては手入れが不十分で自然がそっくりそのまま残されたところも多い印象を受けたが、これはこれで、この公園のスケールの大きさを感じさせるもので好感が持てた。また、私のような庶民には本来縁遠いが、冬場でもさまざまな鳥が確認でき、素人ながら「バードウォッチングもどき?」も楽しめた。
 
 冬場にセントラルパークをゆっくり歩いてみるのも意外と悪くなかった。
 ただし、治安の面から日中に限るが。