6/4(日)八木が谷北小学校にて
当日は、危機管理課・三咲消防署・地元の消防団・SLが訓練に協力をいたしました。
災害時、地域住民が協力して生き抜くための訓練です。
写真からもわかるように、男性・女性・若い人・子どもも参加しています。
400人以上の地域住民の方が集まりました。
参加者は、災害発生後、各町会・自治会毎に集まり、そして小学校に避難するという流れです。そこからスタートです。
松戸市長も、かけつけてくださいました。
SLブースでは、
災害で助かったその命。
避難所で「災害関連死をださない」「体調悪化を防ぐ」、そのための知識と工夫。
コンセプトは、災害時の防寒対策、衛生管理、トイレの課題について「作って、見て、考える」
SLは3つのブースで、担当スタッフが説明。
各20分間の訓練を、5回実施。
↑「防寒対策、衛生管理。」災害時は物資が不足します。
身近な物を使って、工夫して対応する。
避難所は土足厳禁です! ↑ 新聞紙スリッパは、熊本の避難所でも活用されました。
↑ 段ボールトイレ作りを通して考えます。
トイレの課題はたくさんありますが、今回はその一つ、災害関連死を防ぐ対策。
「トイレの負の連鎖」に、はまらないようにするには?
「衛生管理、使い方のルール作り、ルールの周知」
便は分けて保管。ゴミ収集が動き始めたら、燃えるゴミと分けて収集されます。
「減災」にために今から備えておくこと、それが「防災」です。
↑ 排管(下水管)の損傷が確認できないと、水が流せない!
平常時の使い方と、勝手が違う。
トイレの凝固剤の使い方を知り、我が家はどれを備蓄しておくのか、実験をとおして考えます。
そのほか起震車、煙中体験、バケツリレー、心肺蘇生法の体験をし、約3時間の訓練を終えました。
限られた時間での訓練でしたが、その中で地域の方とお話をすることができましたので紹介します。
女性(子育て中)
東日本大震災を、東北で経験しました。
近所のプールから、バケツで水をくむ生活でした。
大変だったことを思いだしました。水が流せないということも考えておかなくては。
ご夫婦(孫がいる)
孫のためにも、段ボールトイレが必要だと思いました。
段ボールトイレを持ち帰り、我が家に備えておきます。
体験し、各自が考えすすめる訓練 にも、なりました。
by tama