こんにちは!船橋SLネットワークです♪

地域で活動する災害ボランティア団体のあれこれアタシが勝手に報告

7/2(日)地域防災を考える防災講座 2回目

2017-07-03 14:41:42 | 活動

三田公民館 7月2日(日)13:30~15:30

参加者16名

避難所開設の「目黒巻き」

三田公民館では、毎年防災講座が開催されています。今年もSLが協力をいたしました。昨年の目黒巻きは、発災から3分、3時間、3日の自助を含めた目黒巻き。

今年の目黒巻きは、避難所開設に視点をおいた目黒巻きです。

【想定】地震発生!あなた自身の命は助かりました。地域の人達みんなでの救出・救助・搬送・応急手当を行い、あっという間に発災から6時間経過。ここからあなたは、避難所の支援に向かいます。避難所にはすでに地域の人達が避難をしています。いまだ、避難所は開設されていません。避難所到着から1時間あなたは何をしますか?1時間から3時間何をしますか?

事前の座学と、ワークショップをとおして、時系列に避難所開設の視点・行動を、みんなで考え理解していきます。

男性も、女性も共に活発に意見がでています!参加者からの声です。

・開設準備の備蓄品。最初は、ストレージBOXが必要っていってたよね。

・避難所の安全確認って?そうね。災害の規模によっては、その施設自体が危険ってこともあるわね。どこを確認するのだったかしら?

・受入準備って、あれもこれも。同時にいろいろやることがあるわね。やっぱり、リ―ダ―が必要!男性、女性、若者(学生など)、障害をもった人・家族などを巻き込んだ、いろんな視点をもったリーダーの集まりがいいわね。

・避難所受付けの支援なら私たちにもできるかしら。でも受付時の注意点って何?

・避難所のルールづくり。男性の視点、女性の視点、さまざまね。声をださないとわからないことってあるのね。

・内部も、立ち入り禁止表示だけでなく、立ち入り可能表示(ここを使ってくださいなど)があると、わたしはいいと思うわ。

・配慮って特別扱いではないのよね~、まずはみんなの理解からよね。誤解がないように、わたしたちが地域の人たちに説明したら、きっとわかってもらえるわよね。

・話し合いの時間がここだけでは足りないわ~

「そうですね、災害が起きてから様々なことを決めるのでは間に合いませんね。だから各避難所で避難所運営委員会を立ち上げ、施設管理者と様々なことを事前に話合っておく必要があります。」

「災害を避けることはできませんが、災害による被害を減らすことはできます。そのための備えです。」

参加者からは、とても勉強になった。とのご意見をいただきました。

皆様、全2回の講座にご参加いただきありがとうございました。

今年度の講座、地域の皆さんも、時系列に避難所開設のながれを知ってください。災害から生き抜くために、すこしでも被災生活が改善されるように、そして早い復興のため、一人一人ができることをみんなで協力していきましょう。

tama

 

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