三田公民館 7月2日(日)13:30~15:30
参加者16名
避難所開設の「目黒巻き」
三田公民館では、毎年防災講座が開催されています。今年もSLが協力をいたしました。昨年の目黒巻きは、発災から3分、3時間、3日の自助を含めた目黒巻き。
今年の目黒巻きは、避難所開設に視点をおいた目黒巻きです。
【想定】地震発生!あなた自身の命は助かりました。地域の人達みんなでの救出・救助・搬送・応急手当を行い、あっという間に発災から6時間経過。ここからあなたは、避難所の支援に向かいます。避難所にはすでに地域の人達が避難をしています。いまだ、避難所は開設されていません。避難所到着から1時間あなたは何をしますか?1時間から3時間何をしますか?
事前の座学と、ワークショップをとおして、時系列に避難所開設の視点・行動を、みんなで考え理解していきます。
男性も、女性も共に活発に意見がでています!参加者からの声です。
・開設準備の備蓄品。最初は、ストレージBOXが必要っていってたよね。
・避難所の安全確認って?そうね。災害の規模によっては、その施設自体が危険ってこともあるわね。どこを確認するのだったかしら?
・受入準備って、あれもこれも。同時にいろいろやることがあるわね。やっぱり、リ―ダ―が必要!男性、女性、若者(学生など)、障害をもった人・家族などを巻き込んだ、いろんな視点をもったリーダーの集まりがいいわね。
・避難所受付けの支援なら私たちにもできるかしら。でも受付時の注意点って何?
・避難所のルールづくり。男性の視点、女性の視点、さまざまね。声をださないとわからないことってあるのね。
・内部も、立ち入り禁止表示だけでなく、立ち入り可能表示(ここを使ってくださいなど)があると、わたしはいいと思うわ。
・配慮って特別扱いではないのよね~、まずはみんなの理解からよね。誤解がないように、わたしたちが地域の人たちに説明したら、きっとわかってもらえるわよね。
・話し合いの時間がここだけでは足りないわ~
「そうですね、災害が起きてから様々なことを決めるのでは間に合いませんね。だから各避難所で避難所運営委員会を立ち上げ、施設管理者と様々なことを事前に話合っておく必要があります。」
「災害を避けることはできませんが、災害による被害を減らすことはできます。そのための備えです。」
参加者からは、とても勉強になった。とのご意見をいただきました。
皆様、全2回の講座にご参加いただきありがとうございました。
今年度の講座、地域の皆さんも、時系列に避難所開設のながれを知ってください。災害から生き抜くために、すこしでも被災生活が改善されるように、そして早い復興のため、一人一人ができることをみんなで協力していきましょう。
tama
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