令和7年2月6日
船橋市手をつなぐ育成会の防災講座に登壇しました。
昨年は在宅避難について、今回は避難所について、
福祉避難所についても知りたいということでオファーをいただきました。
今日、参加された方のお子さんのほとんどが知的障害者です。
身体障害との重複障害のお子さんもいます。
また、放課後デイの職員の方も多数参加いただきました。
支援する側としても防災について知りたいというニーズはありますね。
さて、今日の本題、わが子が避難所で困ることワークショップ
どの班もフセンいっぱいになってしまいました。ご家族の心配は様々です。
でも不安なまま終わるわけにはいきません。解決策を考えましょう。
人手があれば、環境が整えば、情報があれば、解決するものもあるはずです。
最後に、事前に知っておく情報の部分
市の避難所政策についてもお伝えしています。
体育館で暮らせない方には福祉避難室や福祉避難所が用意されています。
お子さんに情報をわかる形で「見える化」することで見通しが立ちます。
具体的な取り組みも紹介しました。
保護者の方々に伝えたいこと
災害時、避難所や福祉避難所の生活の改善だけに目を向けることよりも
ご本人の日常をなるべく早く取り戻すことを最優先に考えてほしいのです。
自宅から遠い福祉避難所に行ってしまったら、自宅の再建が遅れてしまうかもしれません。
避難所に福祉避難室(空き教室)があるなら、そこから通所や学校に通うことで
その時間だけでもお子さんは日常を取り戻せるし、保護者は自宅の再建に奔走できます。
防災というと事前の備えに目が向きますが、
被災後のイメージを持つこと、対応方法の選択肢を持つことで、災害復興を早められます。
ご家族のためにも、そして自分のためにも、賢く備え、災害を乗り切りましょう。
by oami
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