北欧3ヶ国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)へ
行って来ました。今回は8日間でなんと1,400枚の写真を
撮りまくりました。それを国別でこれから紹介していきたいと思います。
今回利用したのはフィンエア(フィンランド航空)。遠距離の旅は
最近どうしても足、膝にきてしまうので、ビジネスクラスを使いました。
成田からヘルシンキまでは行きで約9時間、ロシアを通過する
ルートです。座席は右側だった為、国内通過は
東北地方を眼下に見てのルート。座席が左側だったら、
ひょっとして埼玉浦和方面が見えたかも。
滑走路は発着待ちの飛行機が長蛇の列、前はANAで
数分おきにフライトしていく。到着便もあり
管制官は神経が休まる時がないだろう。
フィンエアのモニターには飛行機の下の部分もフライト中ずっと映していた。
飛行機が誘導路を走っているとポツンポツンと
外国人からみたら異様な風景と思われるエリアを通る。
空港内の未買収用地の1つで6棟ある団結小屋の1つ。
下の写真では分からないがこの中に住宅らしき建物が見えた。
もしそうだとしたら、どういう生活をしているのだろう?
眼下に広がる鹿島灘。海岸に寄せる白波がとても印象的だ。
左遠くに薄ら見えるのが銚子と犬吠崎だろう。
真ん中に写っているのが中央競馬の東日本地区における
調教拠点である美浦トレーニングセンター。いつも思うのだが
日本列島の緑は外国に比べてとても濃く感じる。
まだまだ日本には緑が残っている。
この機種はエアバスA350-900。これを運航するのは
フィンエアが初めてで、まだ真新しい機内だ。
フィンランド航空は1963年の事故以降一度も事故を起こしていない
世界的にも最も安全な航空会社と言われている。
ビジネスシートは全体的に白が基調で清潔感があり明るい。
この飛行機には充電用のコンセントもあった。これはとも便利だ。
シートベルトとノースモーキングの表示もよりリアルで
分かり易い。今まで見なかったパソコンの表示が新たに加わっていた。
行きの昼食カラスガレイ唐揚げ旨出汁餡生姜俵御飯。
前沢リカ監修。最近の機内食はかなり拘りが進んで
有名シェフなりがタッチしているケースが増えている。
帰りの便はたぶんフィンランド人が監修した和食があったが
やはり和食が分かっていないような料理だった。
このパネル表示は顧客の気持ちをよくつかんでいて
とても良い。出発から到着までの時間、食事スケジュール、
今どの辺りに居るのかとても分かり易く、表にしてある。
フライトしてほぼ5時間。眼下には無数の湖が見えた。
どうやらロシアからフィンランドの国境付近か。
エアバスA-350-900の翼とエンジン。翼の形がボーイング社のより
鋭角で先端がせり上がっているのが印象的でカッコイイ。
翼の先にはフィンエアーのマークが。
あまり良く撮れなかったが、フィンエアのキャビンアテンダントの
ユニフォームのデザインは、とてもシンプルでクラシカル。
修道女の服か、セーラー服とイメージが重なってしまった。
上空からヘルシンキの街を撮る。
フィンランド、ヘルシンキ、ヴァンター空港。日本から
北欧への直行便があるのは、ヘルシンキとコペンハーゲンのみ。
北欧旅行はこの2空港をゲードウェイとして飛行機、
船舶、列車等を使って、地域内の移動を行う。
これが外から見たフィンエアのA350-900
ヘルシンキ・ヴァンター空港ターミナル内の光景。
日本と欧州を結ぶ最短飛行距離の空港である上に
乗り継ぎ所要時間も短いため、毎年多くの日本人観光客が利用している。
フィンランドといったらムーミン。空港ショップの中にも
ムーミンショップがあった。ムーミンの登場人物は
フィンランドだけでなく北欧に広がり色々な所でそのキャラクターグッズを見た。
フィンエアのグランドホステスのユニフォームもキャビンアテンダントの
ものと同じ。一生懸命仕事をしている姿はより美しい。
ノルウェー、オスロ・ガーデモーエン空港に到着。
ヘルシンキからオスロまでの所要時間は約1時間30分と近い。
ノルウェーは木材が豊かなのか、空港内もウッディな造りが
随所にあり、温かみを感じる。
ノルウェーの国旗は赤字に白の縁取りがなされた
インディゴブルーのスカンディナヴィア十字が描かれていた旗。
外国に行くとそれぞれ国旗の取り扱い方が違うので
そこからその国の何かを垣間見るのも海外旅行の1つの楽しみ方だ。