スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

JR深谷駅

2021-10-04 06:12:18 | 建物

今年のNHK大河ドラマは「青天を衝け」。

我が埼玉県が生んだ偉人・渋沢栄一の生涯を描いた壮大なドラマです。

今回はドラマが始まる前からハマってしまったミーハーなスミダマンは

いよいよ渋沢栄一の足跡をたどる旅に出ることにしました。

その第一歩が渋沢栄一が生まれた町の駅、深谷駅です。

この駅舎は1996年(平成8年)東京駅が深谷産の煉瓦を

使用していることにあやかり、東京駅をモチーフに改築されました。

鉄骨造りの3階建てで約35億円が投じられた。

深谷駅はJR高崎線の駅で、浦和駅から普通で59分かかる。

ちょっとした小さな旅気分になれる時間だ。

それにしても何も知らない人がこの駅を見たら、なんだこれ!?とビックリする駅だ。

改札の前にアーチ型の「幸せを呼ぶ深谷通り」があり、

さっそく渋沢栄一翁誕生の地の記述が迎えてくれた。

このゲートの写真を撮っていた青年はその後、何回もいろいろな所で見かけた。

やはり彼も渋沢栄一を一日追っていたのだろう。

駅の構内に張り出されていた大きな絵を発見。

三代広重が画いた「東京高崎汽車往返之図」だ。

明治時代の鉄道風景が伝わってくる。

改札口を出て駅構内の通路光景。

人の賑わいはないが、やはりどことなく東京駅の空間に近いものがある。

駅構内を出てペデストリアンデッキから見た駅舎は本当に立派だ。

関東の駅百選に当駅は選ばれているそうだ。

レンガ色の壁と白いアクセントになった窓枠と意匠デザイン。

また、屋根の濃いグリーンとその意匠がすごいインパクトだ。

JRは、よくここまでの決断をしたなと感心してしまう。

駅高架橋にのぼる階段にも深谷PRの絵が貼ってある。

祝 渋沢栄一翁 新1万円。

今、深谷は「青天を衝け」と「新1万円札」のダブルのお祝いで

盆と正月が一緒に来たような最高の時間が流れている。

駅の下のバス停にはコミュニティバス・くるリンが停まっていた。

このバスのディスプレーも渋沢栄一一色だ。

この写真を見て気が付いた人もいると思いますが、

右側のビルが深谷駅とそっくりの意匠。

ここのオーナーが街造りを考え半分軽いノリで

決めたのかもしれない。(失礼があったらゴメンナサイ。)

「ようこそ 青天のまち深谷へ」と描かれたイラストの市内案内図。

とてもわかりやすく、ほのぼのとした地図だ。

駅を出るとちょっとした洋風ガーデンがあった。

ここにも郷土の偉人・渋沢栄一の絵があった。

駅前ロータリーの所には「渋沢栄一からくり時計」がある。

高さ約4mの時計で、普段は深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」が台座にいるが、

7時~23時の定刻になると「ふっかちゃん」が消えて

「青い目の人形」と「日本人形」を手にした渋沢栄一が登場するそうだ。

青い目の人形には日本とアメリカの親善のため、

人形を使った交流を行った栄一の平和への願いが込められている。

そして気になるのが屋根の上にはためいているロータリークラブの旗。

おそらくロータリーが寄贈したものなのでしょう。

とても目立ちます。

最後に駅のロータリーの公園の真ん中に高々と作られているのが「青淵・渋沢栄一銅像」。

高いところから故郷・深谷の街そして日本を優しく見守っているようだ。

これから青天を衝けを追った旅がはじまるが、この銅像をはじめ、

渋沢栄一の銅像はスミダマンの知る限り7つもある。

これは驚きの1つだ。


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