京都 吉兆 嵐山本店
京都市右京区嵯峨天龍寺芒、馬場町58
TEL 075-881-1101
定休日 水曜、年末年始(完全予約制)
https://kyoto-kitcho.com/restaurant/arashiyama/
”京都へ行ったら「吉兆」”と長い間、あこがれていた「吉兆、嵐山店」を訪づれた。
保津川(正確には大堰川と呼ぶようだが)渡月橋より少し上に行ったところに静謐で奥ゆかしいただずまいの門から玄関へいざわなれる。
涼し気な夏の座敷のしつらえ
夏仕立の格子状の建具、手の込んだ格子状のものははじめてみた。
「吉兆」は座敷8ケ、各部屋に庭があるのだろうが、この暑い夏にきれいな庭を見せることは、陰でどんなにタイヘンなことだろう。
テーブル席だが、そのテーブルの塗りがすばらしい。
氷室とガラス鉢に緑の葉がおどり目にも涼しく暑さの中スーと心が落ちつく。
食材は海老オクラなど
夕顔の蒔絵が何とも美しい椀。
夏の鱧に梅肉。
これが「吉兆」さんの出汁。
お造里が染附、バカラと2種の器に各々鰈、ツブ貝、とろと色どりに合わせて供せられた。
さすが湯木さんからの器に対する愛情、美意識はすばらしい
いよいよお楽しみの八寸
思わず一堂「エ~!」と声をあげた。
一つは細かい氷に濃いピンク色の蓮のつぼみが活けられ、小さなろうそくの灯が、下から照らす
もう一つの皿にはガマなど晩夏を思わす草々が活けられている。
その足元にほおずきに入った白和え、タマ、牛タン、とうもろこしのすり流しなどが置かれてまるで絵画
これぞ吉兆の八寸
今回の吉兆訪問はある有名ホテルのパックイベントで今回の吉兆のディナー代は正確にはわかりません。
一般的には6万から8万の3段階あるみたいです。
料理は味はもとより器、盛り付けなど総合芸術の世界で感動してしまいます。
話の種、もっと大げさに言えば冥途のみあげ位の気持ちで訪問したらどうでしょうか!!
リコです
私も1度は嵐山吉兆に行きたいと思っていますが、ランチでも。五万円との噂ですが、そんなに高いですか、そして、ビックリするほど美味しいですか、
そうなら、なにかの記念に行ってみようと思いますがどうですか