スミダマンのほのぼの奮戦記

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浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編358~

2021-10-15 06:19:30 | 食~番外編(都内)

御酢所 醍醐

東京都大田区田園調布3-1-4(駅西口前)

TEL 03-3721-3490

定休日 火曜日

https://daigo-sushi.net/

田園調布駅西口から徒歩1~2分。

ほぼ駅前にある80年余りの歴史のある老舗の寿司屋さん。

創業は江戸時代末期、深川で帆掛寿司という屋台で始まり、日本橋、銀座でも営業し、

先代が昭和11年、ここ田園調布で開業したという歴史を誇っている。

当店は江戸前寿しと玄関横に掲げてある大阪酢、茶きん寿司、

京風ちらしすし、むし寿司、鯖棒すし、鮎姿すしといった

関西寿司の両方を扱うといった二本立てのお客にとってはうれしいスタイルの寿司店だ。

また、田園調布駅構内にテイクアウト店もある。

当店はカウンター席8席、テーブル席22席あり、

この写真の奥にも半個室テーブル席があった。

この日はご覧のようにほぼ満席。

しかも田園調布マダムなのか、結構な高齢の女性がほとんどを占めていた。

特に1人で来ていた数名の女性客は常連なのか、

1つ1つ味わいながら黙々と食べていたのが印象的だった。

板場の中にはかなり高齢な職人さんが2人、一生懸命握っていた。

当店は出前もやっているようで板場を見るとすごく忙しそうで

その集中力が伝わってきた。

当店のメニューは写真付きで1ページ1メニューで本になっている。

はじめは江戸前の握り寿司、ちらし寿司は2,430円。

茶きん寿司の並が968円、上が1,331円。

手籠の茶巾と大阪寿司の組み合わせが1,089円。

見た目に美しい菊花酢3色で1,996円、小鯛雀酢2,178円、鯖棒酢2,178円。

京風ちらし寿司は並1,331円、上1,936円。

むし寿司は並・上ともに不明。

小鯛丸型すし1,815円、あゆ姿すし968円。

他にバッテラ、太巻寿司、穴子箱ずし。

さらに醍醐セット3,080円、新発売・むし寿司丼などがある。

それにしても価格は良心的だということだが、細かいのにはビックリ。

このメニューを何回も見て江戸前はいつでも食べられるので関西寿司に絞り、

茶きん、菊花昆布其の他盛り合せの欲張りメニュー2,295円にした。

ご覧のように、まず見た目が美しい。

そして職人のやさしさが伝わってくる美味しさだ。

押し寿司はあくまでふんわり、職人技が出ている。

特に真ん中の締めたキスは絶品だった。

海老の菊花酢は美しいのに反して食べにくく、しばしどうやって食するか考えてしまった。

店頭には大田のお土産100選で「茶巾寿司と穴子の箱寿司の詰合せ」が

最優秀賞をとった表彰状と食品衛生優良施設の盾が誇らしげに置いてある。

線路沿いのバスターミナルの前、左に当店など住宅地の中では珍しく、

商業店舗のビルが数軒並んでいたのがとても新鮮な風景に映った。

 

 


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