Le Parc (ル・パルク)
東京都渋谷区恵比寿西1-19-6 UNパークビル
TEL 03-3780-5050
定休日 年中無休
https://www.cordon-bleu.co.jp/ebisu/
旨い店・恵比寿シリーズもいよいよ第4弾。
回転寿司、うどん、らーめんときて、今回は点心・飲茶の中華料理です。
恵比寿駅から徒歩3分、地下鉄日比谷線から徒歩1分、
渋谷区立恵比寿公園の隣りのビル、UNパークビルの1階、2階にある
香港・点心・飲茶のレストラン。
店のコンセプトは「パリの下町チャイニーズ」だ。
パリの下町風レストランというだけに店名はフランス語。
コースメニューの看板を掲げているお人形さんもフランス人形。
この店は一見するとフレンチのお店と間違えてしまう店構えだ。
お店に入ると右側半分が客席コーナー。
どうやら2階がいっぱいになるとこの1階を使うようだ。
ということで早速2階席へ通された。
2階への階段は重厚な木製の造り。
踊場の壁は全面鏡張りでちょっととまどってしまう。
そしてこの踊場には弦楽器のチェロに模したような
お洒落な傘立てが置いてあり一瞬目が止まった。
ここが2階のフロアー。
中に入っても基調はフレンチレストラン風。
しっとりとした木製の壁のポイントポイントにはフレンチ風な絵も飾られている。
テーブルのしつらえもなんとなくフレンチ風。
しかしメニュー、料理は伝統的な中国料理と点心・飲茶料理という
このギャップが当店の大きな売りのようだ。
因みに1階、2階の席は50席ある。
これが5種のランチメニュー。
A)点心4種+豚スペアリブ蒸しセット 1,100円(税込)
B)点心6種+蒸し野菜セット 1,100円(税込)
C)牛肉の黒胡椒炒め 1,100円(税込)
D)担々麺 1,080円(税込)
E)海の幸あんかけご飯 1,080円(税込)
全てのセットメニューに本日のスープ、ザーサイ、
杏仁豆腐またはタピオカが付いてくる。
また、ライスはお粥に変更ができる。
10種の前菜メニュー。
スープ5種、点心11種、他の点心も多数。
野菜・豆腐料理、魚料理、肉料理、麺料理、ご飯・お粥料理、デザート等のメニュー。
テーブル上のしつらえもなんとなく中華風を消したいという意図を感じる。
ピンク系のテーブルクロスに白磁の各食器、このコントラストがとても良い感じ。
まずはスープから。
これは豆苗のスープ。
旨っ!というほどの絶品スープでした。
このザーサイも他の店とは一味も二味も違い、味の深みを感じた。
この2品を食しただけで、当店のレベルはかなりなものと期待感が高まった。
ランチメニューのAセットとBセットで迷ったが健康食を考えて
Bセットの点心6種+蒸し野菜セット1,100円(税込)に決定。
注目の慢点心6種は海老餃子・こう餃子・焼売・豆苗と帆立の餃子・
イカと大葉餃子・そして鶏肉とセロリ餃子。
セイロの中を覗くと餃子・焼売のワンダーランド。
見た目にも美しく、見ているだけで楽しくなる。
さぁ実食。
全体的に味は上品で、それぞれ味は抑えめに。
しかし、しっかりと主張してくる。
これはすごい点心だ。
「Le Parc」やるナーといった感じだ。
デザートはタピオカを注文。
一時のブームは去ったようだが、その食感とクリーミーな味は
流行を越えて本物のデザートの地位を確保したという感じ。
この日のスケジュールの時間調整のために
もう一品追加オーダーをした。
湯葉巻き揚げ660円。
エビ・豚肉・椎茸等を包み、かるい食感に仕上げた
これまた逸品の料理だ。
当店は本場香港のシェフが作る飲茶・点心をカジュアルな雰囲気でいただけて、
自身を持ってススメられる素敵なパリの下町チャイニーズのお店だった。
ちょっと目を上に向けると可愛らしい絵柄の
ダウンライトが心を和ませてくれる。
入店した時は3組しかお客がいなかったが、
その後ドンドン入店してきてあっという間に満席。
しかも圧倒的に中高年の女性客。
その光景、雰囲気が浦和のランチ風景と似ていて親近感すら覚えた。
当店にはもう一回は来るゾ。