閑吟集
「何せうぞ くすんで一期は夢よ ただ狂へ」
閑吟集 孤心と恋愛の歌謡
時代の転換点1467~77 応仁の乱 戦国時代に成立。下剋上....この世で生き残るには......
閑吟集(かんぎんしゅう)は日本の歌謡集。永正15年(1518年)に成立。
時代の転換点1467~77 応仁の乱
戦国時代に成立。 文明の大転換、日本人の意識が変わった。パラダイムシフト
その時に醗酵した作品、人間」の本質がでてる。 閑吟集(かんぎんしゅう)は日本の歌謡集。永正15年(1518年)に成立。
草庵をむすんだ一隠者が,風雅な宴席に交遊した往時を偲びつつ編んだ歌謡集成.三一一首中,三分の二を恋歌が占める.
「我が恋は水に燃えたつ蛍々 物言はで笑止の蛍」 「何せうぞ くすんで一期は夢よ ただ狂へ」などで,表現・詩型とも多彩を ...
くすむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して ――まじめくさった人なんて見られたものじゃない。
夢の夢の夢のようにはかないこの世の中を、さも一人悟ったような顔つきをしてさ何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え
HAUSER & Caroline Campbell - Czardas
花の錦の下紐したひもは 解とけてなかなかよしなや 柳の糸の乱れ心 いつ忘れうぞ 寝乱ねみだれ髪がみの面影おもかげ(1)
新茶の茶壺ちゃつぼよなう 入れての後のちは こちゃ知らぬ こちゃ知らぬ(33)
何なにせうぞ くすんで 一期いちごは夢よ ただ狂へ(55)
我が恋は 水に燃えたつ蛍々ほたるほたる 物もの言はで笑止しょうしの蛍(59)
宇治うじの川瀬かわせの水車みずぐるま 何なにとうき世をめぐるらう(64)
思ひの種たねかや 人の情なさけ(81)
ただ人は情なさけあれ 朝顔の花の上なる露の世に(96)
恨みは数々かずかず多けれども よしよし申すまじ この花を御法みのりの花になし給たまへ(141)
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文学 索引 1
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