そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

【番外編】続・ちびの寝る時間が遅いことについてコンサル式で考えてみた

2016-12-13 01:11:50 | 子育て - 保育園ライフ
読んだよ、の印にぜひ↓クリックをお願いします^^
にほんブログ村 子育てブログ 共働き育児へ
にほんブログ村

前回、ちびの寝る時間が遅いという悩みをコンサル的思考で考察してみて、ちびを案じて気に病むのはやめようというひとつの結論に至った。これで私のこの問題に対するイライラ度は実際かなり低くなった。

とは言え、である。2歳児が夜の10時11時まで起きて遊んでいるのは決して推奨されるべきことではないし、いろんな弊害もある(歯磨きしたのにまたおやつ食べたがって二度手間もしくは虫歯リスク上がるとか、テレビを見たがって余計目が冴えちゃうとか)。なにより私だって1日の中で少しは自分のための時間、大人だけの時間がほしいのだ(前回記事の論点⑦)。
ということでせめてもうちょっと早く寝かせるべく、改善策を考えることにする。これまでにもあれこれ試しているが、むやみやたらに試すよりは、コンサル式で言えば「当たりをつけて」からやりたい。母には他にもやりたいことがいくらでもある。忙しいのである。無駄な試行錯誤はできれば省きたい。そこで活躍するのがコンサル式。

ちびの寝る時間が遅くなっている原因について考えてみる。時間軸のある話なので、これは考えやすい。まずは我が家の典型的な平日夜のタイムラインパターンを書き出す。

4時半、私が終業し帰宅。(通勤時間40分)
6時、保育園迎え。
6時半、買い物。
7時、帰宅&夕食準備。
7時半、夕食。
8時、ちびは食後にひと遊び。私、片付けなど。
9時、お風呂。
9時半、上がってまたひと遊び。
10時、寝かせにかかる → ここからが長い。

いかがだろうか、我が家のずぼらっぷり。「なんでそこ1時間空く!?」みたいなのが随所にある。いいですねえ、改善し放題!

コンサル式思考法が本領発揮するのはここからだ。どこをどのように短縮するのが現実的で楽で効果的かを考えるのである。
さっきのタイムラインの中で、論点となりそうな場所に印をつけてみる。

4時半、私が終業し帰宅。(通勤時間40分)
(論点①)
6時、保育園迎え。
6時半、買い物。(論点②)
7時、帰宅&夕食準備。(論点③)
7時半、夕食。
8時、ちびは食後にひと遊び。私、片付けなど。
(論点④)
9時、お風呂。
9時半、上がってまたひと遊び。(論点⑤)
10時、寝かせにかかる → ここからが長い。(論点⑥)

実際にはこれにさらにオットのタイムラインが重なってくるが、ブログ上は書き表しづらいのでここでは省略。

一目見て短縮幅が大きい(=効果が大きい)のは④と⑥だ。この時間帯にまずは「当たりをつけて」、間延びの原因を探ることにする。
④では、まずちびが先に夕食を食べ終わって遊びだす(もっぱらプラレール)。私はちびの食べ散らかしを片付けつつ自分の夕食も終えて、食器を下げ、湯船に湯を張る。問題はその間にちびが遊びモードに入ってしまい、お風呂の準備ができて声をかけても「ヤダ」「ハインナイ」となってしまうことだ。入ろうよ、ぞうさんじょうろしない?ボール遊びは?たこさん釣りは?とあの手この手でちびをその気にさせ、だめなら少し遊びに付き合ってからもう一度促し、ようやくお風呂場に誘導したときにはもう9時なのだ。ちなみに最近は私と入るよりオットと入るほうが好きらしいのも見落とせない論点である。
一方⑥。この時間も④⑤の続きでプラレール遊びをしてしまったり、あとはテレビがついてると動画を見たがってうるさいので渋々それを見せたりしてしまう。またこの時間帯までには通常オットが帰宅しているので、リビングで夕食を食べてたり、スマホやテレビや(競馬)新聞を見てたりする。そこへちびが「トトーーー‼」と絡みに行って、自分も何か飲みたいと言ってみたり、楽しく遊んじゃったりする。要求に応えないと激しく泣くこともあり、これを鎮火して落ち着けるために大人が折れて要求に応じてしまったり。

こうして見てみると、④と⑥はいずれもちびが「もっと遊びたい‼」と思っちゃう時間帯だ。2歳児っちゅー生き物は自我が強くなり、それを言葉も使いながら周囲に伝えられるようになる時期だが、しかし大人に言われたことを理屈で理解できるほどに言語能力はまだ発達してない。これが魔の2歳児とかthe terrible twoとか言われてる所以だ。だからひとたび「遊びたい」気持ちになっちゃうと要するにもうしょーがないのである。気がすむまで遊んで欲求を満たすか、それ以上に楽しいことに関心が移るかしか解決方法がないのだ。
ならば我々大人がやるべきことは、まずは遊びたいスイッチを入れちゃう要素をなるべく排除し、代わりにお風呂やねんねをちびにとって楽しいことにしてやるのが近道と言えそう。遊びたい気持ちになっちゃったのをしつけ的に押さえ込むのは大人もこどももツラい。ひと昔前ならそれが子育てってもんよ、ぐらいに言われたであろうが、それはコンサル式で言えば「筋が悪い」解決策ってことになる。体力的・精神的負荷がお互いに大きいわりに効果の期待値が低い、もしくは予測不能だからだ。

④の時間帯は、遊びたい気持ちを起こさせる前に、ちびが夕食を食べ終えたら間髪入れずにお風呂に入れるのが理想だけど、それは現実的じゃない。私がちびと同時に食べ終えるのも難しいし、加えて最低限食卓回りをきれいにする時間は必要(お風呂出た瞬間に汚れた食卓に突入されたときの打ちのめされ感!)。ただお風呂は事前に沸かすべきだな。
それからもうひとつ、遊びスイッチが入る要因として思い当たるのは、こどもスペースにプラレールの線路が常設展示状態になってることだ。週末などにオットが凝ったレイアウトを作り、壊すのがもったいないのでそのままでいいんじゃない、などと言って設置しっぱなしになっていたりする。だから食べ終わるとすっ飛んでいって、電車だけ出してきてすぐ遊べてしまう。片付ける癖がつかなくなるから嫌だなーと内心思っていた私だが、オットの意欲を削がないように(笑っちゃうかもしれないが極めて重要なポイント)、あまり強く言ってこなかった。しかし改めて考えるとこれはメスの入れどきかも。⑥やその前の⑤の時間帯にも共通する問題だし。
一方でお風呂を楽しい時間にしてやることも必要。ちびは水遊びは好きなので、遊べるおもちゃもお風呂に各種取り揃えてあるが、こどもは飽きっぽい生き物。毎日同じおもちゃではそのうち見向きもしなくなる。定期的におもちゃを入れ替えてやり、水遊びに使えるものはなんでもお風呂場で使う。ネタが切れたら共働きの強み、おカネで解決。高価なものは要らないが、けちる必要もない。で、最近はオットと入るのが好きらしいので、平日でも可能なかぎりオットにお風呂を担当してもらう。
加えて、育児ノウハウとしてよく言われるのは、寝かせたい時間より前から部屋を暗くしてやるとよいということ。以前から、お風呂から上がったタイミングでリビングやダイニングの照明を暗めにするようにしているが、ちびが「デンキツケル---」と言って泣くし、こどもスペースに至っては自分で手が届くようになってしまったのでなかなか効果が出ない。が、これはめげずに根気よく続けることにする。

まとめ。
 ・お風呂は帰宅後すぐに沸かして、食後からお風呂までの時間をなるべく空けない
 ・おもちゃを片付けて、遊びたいスイッチをなるべく入れさせない
 ・お風呂に楽しく入れるようにおもちゃの入れ替えを工夫する
まずはこれくらいで④と⑥の時間帯の短縮を図ろう。

---

頭の整理をして、気をつけてみて1週間。この1ヶ月以上、保育園の連絡帳にずっと並んでいた11時台の就寝時刻が、なんということでしょう、この1週間はすべて10時台ではないですか!(←レベル低い)はじめの一歩としてはまずまずでしょう。次は10時までの就寝を目指して(最終目標は9時就寝まで戻すこと)、次はどこに当たりをつけようか。起床時間や朝の過ごし方も含めて考える必要があるな…。コンサル式のカイゼン活動は続くのであった。

---

すみだエリアで家族・こども写真の出張撮影を行っています。
マタニティフォト・ニューボーンフフォト・お宮参り・百日祝い・ハーフバースデー・お誕生日・七五三・卒入園、その他年賀状用の家族写真など撮影しております。
下記Facebookページから、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
 (アメブロでは写真に関するお役立ちコラムも書いています。)

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お迎え遅め | TOP | いろいろ言う »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 子育て - 保育園ライフ