染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

桜風堂ものがたりと、星をつなぐ手

2019-03-16 22:19:12 | 日々の政治・哲学
なかなかパソコンの前にこれなくて、すみません。

「桜風堂ものがたり」の続編、「星をつなぐ手ー桜風堂ものがたりー」が、てにはいりまして、無事、読了。

いやー、泣いた泣いた泣いた。
本屋さんって、なくなってしまうのですよ。今の時代。どんどん。どんどん。悲しい悲しいことですが。

この本たちの作者、村山早紀が、前から、各地に書店員さんと、ツイッターでやりとりをし、意見をもらって、小説を豊かなものにしていたのは、知っていたのですが。

この二作では、とくに、本屋の生活について、みんなから教示をもらい、語ってもらったことの集大成が、この本なんだなあ、としみじみ思った。
現在、本屋をとりまく環境は、よくない。もっと広く
世界を見たときの経済もよくないから、本屋がいきのこることはきびしい。と、登場人物に語らせている。

現在、本当に、ネットで注文すれば、すぐに本が届くようになってしまった。
(アマゾンに、送料を払わないで、新刊を配送する権利を与えたのは、どこなんだろう。フランスはこのシステムを入れてないと聞いたが)

ネットで、書店員さんたちが、本についてのブログを開いている、というの、いいと思った。世界は広いが、私の目はふたつ、脳みそは一つしかないので、読める本は限られている。まずは、大事に読んでいきたい。
あ。「ビブリア古書堂の事件手帖」昨年の暮れにでたものを、やっと手に入れて読んだ。なかなか面白かった。おすすめ。マンガ、「ゴールデンカムイ」16号も。3月19日には、つぎの号が出る!