染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

釜石市のイオン、その2

2016-04-10 11:19:16 | 日々の政治・哲学
釜石市のイオン、で何が言いたいかというと、

街中にあった店、今もある店、これから建て直して再開する店は、どうなるのだろう?

どうやって復興していったらいいのだろうか?

イオンにはいれなかった店、入らなかった店が、青葉復興商店街にいる。復興商店街は、確か家賃はタダ。でも5年たった今、お客がなかなか来てくれない。釜石市民がここに来てくれないのだ。「洋食あべ」に3/23に来ていた夫婦は、
「関東から自動車で来た。311のあと、ボランティアであちこち来ていた。釜石は初めて。スマホで検索したら、この店がでていたので、来てみた」と言っていた。ネットでは出てくるのだが、釜石市民はここまで来てくれないのだなあ。

私は、釜石にいた2日間、「洋食あべ」で食べていた。ミートソーススパゲティ、「寿」つきオムライス、など。写真のオムライス、夫婦にちょっと分けたので、はじが欠けている。

でも、復興商店街は暇だ。お客が来ない。事務所だけになっていく。
花屋のお姉さんは、花が買ってもらえる、と言っていた。隣が寺と墓だから。お彼岸だから。

お茶屋さんは、自分の土地のかさ上げが終わったら、店を建てると言っていた。しかし、5年経ってしまった。先は長い。
「洋食あべ」でたへさせてもらったものの写真。
本屋の桑畑さんは、「復興なんて、してません」(2015年刊、第三書館)という本の中で、語る。元の場所にビルを建てるのもダメ。復興住宅の1階に入るのも、悩みがある。

今回、お会いしても、経済的に難しいことがいっぱい。先が見えない、といっていた。イオンにはよそから来たチェーン店の本屋が入っている。テナント料が高く、とてもはいれなかったそうだ。 かといって、復興商店街まで来てくれる客は少ない。
雑誌などの配達ももちろんしているけど。大変。

この項、続き。




写真は、同じ復興商店街の、お茶屋さんで売っていた、ナス型コースター。

釜石高校が、選抜で1回戦に勝ったときだった。街の中の、スポーツ用品店の掲示。



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