染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

樹村みのりに背中を押されて

2018-06-01 00:07:21 | 日々の政治・哲学
樹村みのりに背中をおされて、「矢代まさこ」や「諸星大二郎」とかのまんがをさがしだして読んでいた。
そして、戦争中の話。
横浜大空襲は、5月29日。前は、平沼橋の近くの、すかいらーくのところに、「横浜大空襲の碑」というのがあった。見に行ったことがある。(40年近く前だ。その後、一度見に行ったら、もうなかった。西区に聞いてみようかな。大きな防空壕があったのだが、そこに爆弾が落ちて、たくさんの人が死んだのだときいた。

外国もので、「サラの鍵」というのを、友人がかしてくれた。戦争中のフランスをユダヤ人の女の子が生き延びる話だった。その、補助になるのが「いのちは贈りもの ホロコーストを生きのびて」フランシーヌ・クリストフ著。フランスの収容所に入った、ユダヤ人の女の子のリアルな話。

「きれいな絵なんかなかった こどもの日々、戦争の日々」アニタ・ローベル。ポーランドで収容所にいれられ、助けられてスウェーデンにいった女の子。弟といっしょだった。あとで両親が探しに来てくれた。

「父さんの手紙はぜんぶおぼえた」タミ・シェム-トヴ著。リーネケという、オランダでかくまってもらって、終戦を迎えた子の話だ。もちろん、この子たちは、とてもとても運がよかった。

とてもとても。

収容所を出ても、精神のどこかがおkしくなってしまい、長生きをしないひともおおかったとか。

収容所のなかで、他のひとたちを差別することも、もちろんあった、とかいてある、
ナチスの兵隊たちは、ユダヤ人を「けがらわしいブタ」「きたない、くさい」とののしる。

ユダヤ人同士でも、よそから来たユダヤ人を差別するのだ。

差別については、また書く。
先日、「小林凛」の最新刊をみつけ、そして泣いた。「ランドセル俳人」である。中学3年刊、いじめられて過ごしたそうだ。学校の裏ネットのようなものもあるだろう。有名になったことが、悪く作用したのか。それにしても、ひどい。