まだ一度も登校していないけれど、
一応、中2カテゴリーに。
家に籠もる日々が続いています。
家にいろと言われたら、
特に困ることもなく籠もることができる。
しかも元気に過ごせている。
ありがたいことです。
患者を助けるため、
あるいは社会の機能を止めないため、
こんな時でも外で働いてくださる皆様に
心からの感謝を。
皆様のご無事を祈ります。
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こんな非常事態ですが、
子どもは、相変わらずウキウキと
日々を過ごしています。
友達と遊べなくなったし、
何よりの楽しみであるバレエもお休みなった。
それはとても悲しいけれど、
その代わり、家の中では
何してもいい時間がたっぷり!
こんなの、幼児期以来よね。
「今だからこそ思い切り出来ること」を
楽しんでいます。
息子を見ていて、思います。
人間、暇だと、
普段はやらないような
面白いことをやり始めるもんだな、と。
暇と無駄って、実は全然無駄じゃない。
特に子どもにとっては。
本当は、大人にとっても、
文化全体、社会全体にとっても。
効率だけを考えていたら
絶対に到達できないところに
導いてくれるのが
暇と無駄から生まれる「何か」だと思うから…
ま、正真正銘の「ただの無駄」に
終わる可能性もあるのだけれど(笑)
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〈お休み新境地① 料理〉
絶妙のタイミングで
料理にハマってくれた息子。
息子飯、続いています。
(サラダが加わるようになった)
お母さん的には、もうこれ最高!!
しかも、息子、
料理中は私を2階に追いやり、
近寄らせないんです。
完全に一人だけで料理した
という実績が欲しいらしく。
いいわー、いいわー、
その心意気、大歓迎!(^▽^)
息子は、どちらかといえば不器用だし、
今まで、料理に
興味を持つことも無かったのですが、
人間、どこでどんなスイッチが入るか
分からないものです。
最近、息子が熱心に見ている本。
次は、パエリアかドリアを作りたい、と。
いきなり難易度アップ…
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〈お休み新境地② アクアリウム〉
息子、こんなことも始めています。
近所の水場で捕ってきたエビを飼育中。
こちらは、立ち上げ中の水槽。
先生からエビと交換で頂いた、メダカの卵。
卵の中から目玉がこっちを見ている。
今日、孵化が始まりました。
今までは、水場で捕ってきた生き物を、
庭で、バケツ飼育していたのですが、
ずっと、本格的な水槽飼育に
憧れていたんですよね。
偶然にも、習い事で出会った先生に
アクアリスト(マニア級)が二人もいて、
息子は
そのお二人に大きな影響を受け、
「ぼくも水槽ほしい」という夢を
温め続けていました。
その夢が、この数週間で
一気に実現することになったのです!
なぜって、今は、
平日日中(レッスンの無い時間帯)に
先生と連絡が取りあえる、
滅多にないチャンスだから。
まず、3月初め
(まだ人と一緒に外出できた頃)、
先生達と一緒にアクアリウムショップに行きました。
まずは水槽を。
その後も、砂、ブクブク、水…等々、
一つ一つ相談にのっていただき、
購入するたびにご報告(笑)
優しい先生方は、
一緒に喜んでくださる。
こういうことも、
「時間だよー!」
とか言われることなく、思う存分できるわけです。
よかったね。
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〈お休み新境地③ 作曲〉
あと、こんなこともやり始めましたねぇ。
作曲~。
(先生に捧げる曲・笑)
普段は、時間が限られているので、
どうしても
必要な練習を、無駄なく、要領よく
することを求めがちです。
(理想はね。
実際は無駄だらけの練習です。
どうしたって遊ぶんで…)
(それでも、時間が来たら
切り上げなきゃいけない)
それが、今は、時間を気にすることなく
延々と好き勝手ができる。
ピアノの前に座っても、
練習以外の弾き散らかし時間が長い長い。
で、ピロピロ弾いているうちに、
作曲する気分になったんでしょうね。
作曲(の真似事)なんて、低学年以来かも。
↓こちらは2013年4月(小1なりたて)の作品。
鏡文字、かわいい(笑)
また、多重録音のアプリを使って、
別々に録音した曲を合わせたり、
あれこれ試行錯誤しながら遊んでいます。
こんな音楽遊びも、
普段なら時間的にできないはず。
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息子は、性格的に
何でも楽しもうとするタイプです。
時間がなくても
あれこれやりたがるんですが、
そうすると、
時間を管理しなきゃいけない
こちらとしては、
「余計なことに時間かけてないで、
先にやるべきことをやりなさい!!」
と言わざるを得なくなる。
お互い、イライラします。
それが、今は、
やりたいだけやらせておくことができる。
一方、
自由を満喫した息子は、
精神的に満たされているので、
「やるべきこと」も苦ではなくなる。
むしろ楽しんじゃったりする。
(本当は、勉強だって、面白いものだから)
良いことばかり。
世の中の疫病が無くなって、
なおかつ
こんな余裕のある日々が得られたら
言うことないのにな。