友人から勧められた本が素晴らしかった。空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集― (新潮文庫)寮 美千子新潮社 良い本です。まず、この取組みが素晴らしい。そして、詩も、良いです。特に、受刑者である少年たちが親を思って書いた詩は、涙無しに読めません。自分が親だからというのもあるけれど、人を傷つける前に深く傷けられていた少年達の、最も根っこの部分がさらけ出されているからだと思う。 . . . 本文を読む
「○名さまにプレゼント!」なんていう抽選は、「どうせ当たらん」と思っているのでいつも気にも留めないのだけど、ついでに、クロスワードや数独や間違い探しなどもね、つい夢中になった後に「…どうでもいいことに時間と頭を使ってしまった」と、軽く後ろ向きな感覚に陥るので手を出さないのだけど、その日はたまたま手持ち無沙汰の待ち時間に携帯の画面上にある抽選付きクロスワードパズルが目につき、なんとなく . . . 本文を読む
音楽でもバレエでも今まで息子が出場したコンクールでは、「合格・不合格」、上位入賞者の順位、そして音楽の場合は講評が頂ける(バレエは、評価は無くお土産もらえるくらいだった・笑)というのが定番でした。ところが今回初エントリーしたバレエコンクールは、フィギュアスケートの大会ように演技終了と同時に技術点と芸術点がボードに表示され、さらに後日、詳細を記したジャッジシートが送られてくるというスタイル。容赦なく . . . 本文を読む
いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか〈アーサー版〉: 変容する中世騎士...広毅, 岡本みずき書林 この本、「いかアサ」と略すそうです。(序論にそう書いてある)…「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」(通称「いか超」)をパクっているとしか思えない!(笑)と思いきや、実際には、15世紀に出版されたアーサー王物語の章タイトルに「いかにして誰々が . . . 本文を読む
このところ息子のバレエ熱が高まり急に自主練なるものを入れるようになりました。自主練したい人は、クラスの無い時間、教室を借りることができます。ただし、防犯上の理由から必ず保護者が付き添わねばなりません。休日や学校早帰りの日に、2時間ずつ自主練を入れる息子。練習するのはいいけどさ、そのたびに私の時間も都合3時間潰れるわけで。めんどくさい・・・でもまあ仕方ないよね。付き合ってやるか!その時間、私は本を読 . . . 本文を読む