教育系、人類学系、社会学系の本をよく読むのですが、だいたい、ざっと読んで気に入ったら、「まとめる」つもりで、腰を入れて、抜き書きしながら全体を読み直します。私の凡庸な頭では、ざっと読むだけだと通り過ぎて戻ってこないものが多すぎるんですよねー。この「まとめる」作業が有ると無いとでは大違いで。自分の頭で「まとめる」ということは、本全体の構成をちゃんとつかもうとするし、要点を逃さないよう心がけるし、忘れ . . . 本文を読む
記憶力がアレなんで、歴史のテストの点数はそれほど良くなかったのですが、でも、歴史は好きです。まずもって紀行モノが好きなんですよね。歴史も文化人類学もその延長線上にある感じ。歴史だと、場所だけでなく、時間も超えられますからね!わくわくしちゃう。(文化人類学は、狭く深く分け入り、と同時に、それを俯瞰する感じが好き)ということで、歴史が舞台の小説やドラマも好きなんですが、でもね、なぜかNHK大河ドラマは . . . 本文を読む
息子が用意してくれたそうめん。卵の切り方ひとつで随分と印象が変わるもんだな、と変なところに感心した一品。---コロナ、ありがたいことに落ち着いてきていますね。学校再開の日が近づき、それに合わせて習い事の通常レッスンの連絡があり、延期されていたコンクールの日程が決まり、そのための特別レッスン日程の連絡があり…ああ、日常が戻ってくるのだな。もちろん喜ばしいことなんだけど、今のゆったりとし . . . 本文を読む
休校中も、学校の時間割通りにきっちり家庭学習している小中学生のことがニュースで紹介されていました。へー!すごいねぇ、こういう子もいるんだねー、と息子に言うと、「はあー?意味分からん。せっかく自分に合った勉強を自由にするチャンスなのに、なんでわざわざ自分から無駄に縛られに行くようなことすんの?」と一蹴。「あのね、学校は、カンタンだし、ダラダラもできるし、ワイワイして楽しいから、朝から夕方まで縛られて . . . 本文を読む
JAL機内誌『スカイワード』が、webで読めるんですって!知らなかった。どうやら1年分のバックナンバーが公開されているようです。早速読んできました。目的は、もちろん浅田次郎の「つばさよつばさ」です。巻頭の旅特集も良いんだけど。(ちなみに1月号の旅特集は、ドイツ。「ベートーヴェン、心の旋律に触れる旅」)つばさよつばさ、飛行機に乗るたびに親二人がニヤニヤしながら読んでいるのを幼少時から見てきた息子。小 . . . 本文を読む
先日の新聞記事で、著者が既に亡くなられていること、そしてこの方がこのジャンルの旗手であったことを初めて知りました。 (時代の栞)「なんて素敵にジャパネスク」 1984年刊・氷室冴子 乙女心に届ける物語:朝日新聞デジタル ■制約打ち破る姿、少女たちを解放 人気のゲームソフトは決まって男性が主人公で、女性は助けを待ったり、勇者を助けたりする役割だった。現実世界では男女雇用機会均等法が施行され . . . 本文を読む
金曜日、一人まったり家でお茶しているとき、
友人から、何やら緊迫感の漂うメールが届きました。
「今すぐラジオつけて!」
「高野さん出てる!」
運転中、偶然ラジオで聞いて、
信号待ちの間に急いで送ってくれたに違いない。
そう、もちろん『異国トーキョー漂流記』の
高野秀行さんのことです。
(→「子ども(小6)へのお勧め本」)
急いで聴いたら、半分くらい聴けました。
(翌日、「 . . . 本文を読む
友人が、「面白いよ!気に入ると思う!」と
息子のために貸してくれた本。
この友人が息子に勧めてくれる本は
大当たりのことが多くて。
幼稚園の頃に勧めてくれた『けんたうさぎ』は、
今もたまに読み返しては
「この本、大好き!
ぼくのことが書かれてるみたい。」
と言わずにはいられない息子の大ヒットです。
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さて、『異国トーキョー漂流記』です。
著者といろんな外国人 . . . 本文を読む
今日は、「気分は浅田次郎」なので
文体もそれっぽく書いてみようと思う。
違和感をビシバシ感じるかもしれないが、
それはとりもなおさず
私の力量と教養が不足している所以であるので、
忖度してそっと目をつむっておいてほしい。
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さて、6年生の息子は、今現在
受験まであと3ヶ月だが
やるべきことは手つかずで山積み、
という窮地に陥っている。
当然である。
受験勉強期間6ヶ月、
うち3 . . . 本文を読む
『やさしい本泥棒』の翌週に息子が借りてきた映画。
英国王のスピーチ
映画『英国王のスピーチ』予告編
見終わって、ため息。
「ああ・・・すごく面白かった!」(嘆息)
ぼく、こういう映画が観たかったんだよね、と。
「怖いシーンもなくて、よかった」
(息子は「怖いイメージ」に大変弱い。
だから、おばあちゃんちでTVをつける時も、
すごく警戒する。
DVDでも、予告編などは絶対に見 . . . 本文を読む