運動会で、昼の待ち合わせ場所を息子に伝えるために
生徒テントへ行ったけど、
男子集団の中に息子がいない。
手近にいた男子に訊くと、「ああ。女子の中にいるよ」。
・・・女子グループの真ん中で、
数名とワイワイ盛り上がってました。
さすが。
運動会で、他校に進学した女子2名
（可愛くて賢くて性格の良い、息子のお気に入り2名）
が来てくれたのを見つけ、早速混じる息子を激写。
息子は、男子と遊ぶのも好きだけど、
女子の中に入ってお喋りに興じるのも大好き。
けっこう日常的に女子の中に混じっています。
もともとお喋りだし、女の子も好きだしね（笑）
だから、息子は、同級生達の恋バナに詳しい。
女子は恋バナで盛り上がるのです！
たまにキューピット役を
仰せつかることもあるようです(^v^)
で、それを伝え聞く私も、自然と詳しくなっちゃう。
子ども達の
恋の練習みたいな話は、カワイイ♡
おばちゃんは（ワクワクしながら）見守っているよ！
（いや、いらん、と言われるだろうけど、許して・笑）
***
息子からの情報によると、
「告白」は圧倒的に
女子から男子へ行われている模様。
逆は聞いたことがないな。
女子の方が、マンガやら小説やら恋バナやらで
そういう情報の蓄積が多いんだろうな。
それを行動に移せちゃうところが
すごいなー。
で、告白の後はどうなるかというと・・・
小学生のうちは、言われた男子が
恥ずかしさのあまり
言ってくれた女の子を避けることが
多かったようですが（女子、可哀想に）、
高学年、そして中学生にもなると
男子も慣れてきて
失礼な振る舞いをすることは無くなった模様。
「あー、ありがとうー」と
（表面上は）普通に接しているようです。
かく言う息子も、発表会の後などには
毎年何人かから「告られる」らしく（本人談）、
3年くらい前は
「こんなこと言われた！
どうしよう！どうしたらいいの？！」
と大騒ぎでした。
振る舞い方が分からず、焦って
その子から逃げていたので、
「女の子には優しくしなよ」
「大丈夫だから、
ニッコリして普通に喋ってあげなさい」
とたしなめていましたねぇ。
･･･というようなことを、数年経験したら、
息子も
「あれ？
言われたところで、何も変わらないんじゃん？
それに、数ヶ月経つと、
自然と何事も無かったかのようになるよね」
と学習したようで、
今では安心して、告白してくれた女の子と
友好関係を築いています。
相手は好意を持ってくれていることが
確定しているんだから、
グイグイいっても嫌がられることなく
喜んで仲良くしてくれるってことに
気付いたらしいです。
（息子は、グイグイ行き過ぎて、「近いっ」とか
怒られることがあるからねー）
よかったね。
***
たまに「両思い」になって、
「付き合う」ことになった同級生の話も聞きます。
親の間でも、そういう話は回るの早いです（笑）
みんなワクワクして見守っているのですが、
たいてい1ヶ月そこそこで、
男子側が
「付き合うって言っても、何も変わらんし。
忙しいし。時間ないし。」
ってことになり、
「別れる」ことが多いようです。
実際、クラスも部活も塾も違う、
週末だって
試合やら習い事やらで忙しいとくれば、
デートどころか一緒に帰ることもないし、
もしかしたら
ちょっと会う時間さえ無いかも。
「あれ？付き合うことにしたけど、
付き合うって何？」
って思っちゃうんでしょうね。
まあ、まだ中1だしね・・・。
***
以上の話は、息子が
女の子とのお喋りで仕入れてきた情報なのですが、
それが男子同士の「恋バナ」になると
どうなるかと言うと･･･
（1）あの子、かわいいよね（ぼそっ）
（←秘めた淡い恋心的な）
（2）オレ、今までに何人から告られたぜ☆（ドヤッ）
（←狩猟の成果を自慢するような）
（1）は可愛いからいいけど、（2）よ。
ったく、男子・・・
告白の現場では何も言えないシャイな男子も、
実は嬉しくて、
何年経っても「告られた」とカウントしては
内心ニヤニヤしてるんだねー
と思うと、
まあ、カワイイっちゅやカワイイんだけどさ。
でも、
嬉しくて自慢するなら、
言ってくれた女の子に優しさを還元しなさいよ！
と釘を刺したくなるわー。
がんばれ、男子。
