そう、先日、期末テストがあったんです。
が、うちでは
気持ちの上でも、時間的にも
毎週末のイベントの比重が
あまりにも大きかったもんで、
合間にある期末テストなんて
「あーそういえば、あったね。
ま、テキトーにやっといて?」
という雑な扱いに。
・・・(私の)ヤル気が無くなったのは、
忙しい以外にも理由があって・・・
2学期制のスケジュールは分かりにくくて、
主要5教科と副教科は試験時期が違うんです。
今回あったのは、5教科の期末テスト。
副教科の期末テストは7月末にあり、
夏休み明けに返されました。
テスト自体は持ち帰り禁止なので(なんで?!)
見たことが無いのですが、
息子から聞く副教科のテスト問題が
あまりにくだらなくて
私の中で、テストなんて
どうでもよくなったのです。
だって、こんなのよ?
「授業に必要なのは___点セットです。
って問題で、
教科書、資料、ファイルの3点
って書いたら、間違いだった。
それに鉛筆と消しゴム入れて、
5点セットだったんだよー。」
・・・・くだらな過ぎて、
コメントのしようがない。
「リコーダーの練習に必要なものは___です。
っていう問題で、
ぼく、『リコーダー』って書いたんだよ。
だって、そうじゃん!
でも×された。
答えは『根気』だった。」
は?根気?
「根気」が正解なら、
「我慢」「肺活量」「きっちり穴を塞ぐ太い指」
とかでもいいんじゃない?(笑)
「リコーダー」も、もちろん正解でしょう!
・・・ていうか、
意味の無い問題、出すなよ
って話だよね。
「Mein Sohnの訳に『私の子ども』
って書いたら、×だった。
『私の子』でないとダメなんだって。
子どもはKinderだから、だって。
別の単語が当てはまる言葉を
○にすることはできないって言われた。」
はあー?なんだそれ?
わけわからん。
「息子が正解」って訳じゃないから、
性別を問題にしてるんじゃないよね。
単複の問題って言いたいの???
あのさ。
子どもの「ども(供)」は
元々は複数形の意味を持つけれど
(兵どもが夢の跡、みたいな)、
現代では一人でも「子ども」。
複数になると「子ども達」「子どもら」
って言うでしょ。
でも、「野郎ども、やっちまえ!」の
「野郎ども」の場合、
「野郎ども達」とは絶対言わない。
つまり、「野郎ども」の「ども」は
複数形として機能しているけど、
「子ども」の「ども」は、
もはや複数形として機能してないってこと。
だから、現代日本語では、
単数の「子」を「子ども」と書いても
問題ない。
「子」がOKなら
「子ども」もOKでないとおかしい。
間違ってるのは先生だね。
でも、この先生、たぶん
自分の説明が何を意味しているのかすら
理解してないと思うよ。
どうせ、グーグル翻訳とかで
「子ども」をドイツ語変換したら
Kinderって出てきたんでしょうね。
で、「子どもはKinderだからダメ
って言っとこー」みたいな。
ハッタリで的外れな説明するなよ!
ってんだ。
・・・と、つい、息子相手に
先生への毒を吐いてしまいました。
ま、要するに、こういうテストは
教科書かプリントの記述通り
一言一句違えずに書け
ってことなんでしょうね。
くだらない、くだらない、ああくだらない。
そうだった。
中学の定期テストって、こうだった。
(ここまでひどい問題は
無かったように思うけど)
その単元の理解度を調べるのではなく、
「教科書やプリントを
丸暗記しているかどうか」
だけを調べるような問題。
理解していて、
正しいことを書いていても、
教科書と言い回し違ったら×、みたいな。
くっだらない。
と中学生の頃から思っていたから、
私はテスト勉強、しなかったなぁ。
高校は私立狙いだったから、
問題なかったんだけど。
ここには公立高校しかないから
嫌でも「バカバカしい定期テスト」に
付き合わなきゃいけない。
分かってるんだけどね。
(私の)ヤル気が出なくてねぇ。
かくして、息子は放置されるのでした(笑)