この島も、いっとき
朝晩ちょっと肌寒くなった時がありました。
(最近、また暑いけど)
さすがにタオルケットでは心許ないので
薄い布団を出したら、「こんなのいらん!」と
息子が早速蹴っ飛ばした。
だいたい息子は、よほど寒くならない限り
布団を嫌がる。
布団もタオルケットも、蹴飛ばすためにある。
その嫌がり方から
新生児の時のエピソードが思い出されて、
本人に話してあげた。
普通、赤ちゃんはタオルでキュッと巻かれると
落ち着くって言うんだけどね、
アナタは生後1週間のホヨホヨの新生児の頃から
タオルでくるまれそうになったら
ジタバタして抵抗してたよ。
で、タオルから解放されたら
気持ちよさそうに落ち着くの。
看護士さんが
「あらあら、この子は狭いのがイヤなのね」
って笑ってたよ。
・・・そう話したら、
息子、我が意を得たりとばかりに
話に食い付いてきた。
「そうなんだよ!僕は縛られるのが嫌いなの。
タオルで巻かれるのも、
こうしなさいって決められるのも嫌いなの!
僕は自由を愛しているのーー!」
「ぼくが反抗したり、言い返したりするのはね、
ちょっとでも自由を感じるためなんだよ。
言い返したら、
自分の考えでやってる気分になるから。」
・・・そうきたか。
いや、それだけ分かってるなら、
そんな幼稚でマズいやり方じゃなくて、
自由を得るためにより効果的で良い方法を考えてごらんよ。
今の反抗の仕方はさ、
その場しのぎで思いついたことを
威勢良く大きな声で主張するだけじゃない?
声のデカさで勝ってやる、みたいな。
実際には、それで勝ったことないでしょ?
そんなの、大人からしたらミエミエなんだよ。
更に怒られる確率が上がるだけだよね。
「・・・知ってる。
お母さんにも先生にも、よくそれで怒られるから。」
でしょ?
頑張って言い返してる割に、
得られる自由は少ないはずよ。
「でも!
反抗したら怒られるだけってわかってても、
どうしても言わずにはいられないのー。
勝手に口が動いちゃうんだよ。
自由を求める僕の心がそうしちゃうのー。」
笑
知ってるーー。
だーかーらー、頭を使いなさい。
将棋で何種類ものやり方の
何手も先を考えて次の一手を選ぶみたいな感じでね、
1つの問題に対して、どうしたらいいか
何通りものやり方を考えて、
その中から一番いい方法を選ぶのが知性だよ。
そのためには、
自分がどうしたいかってだけじゃなくて、
相手の言い分や望みをちゃんと理解しないとね。
状況を把握したうえで、
落としどころとやり方を考えて
うまく交渉するんだよ。
それができるようになったら
望む自由に近づけるかもよ?
----
最近、アメリカの弁護士ドラマを見ているので、
つい、こんな会話になってしまった(笑)
いやあ、あの人たち、ホントすごいよね!
今、一番お気に入りの弁護士ドラマは「The Good Fight」。
ダイアン、最高!!
----
という話をしたからって訳じゃ無いけど・・・。
息子がミエミエの嘘で言い逃れをした時に
「バレてるよ!」と怒ると、
ある時点で、
このまま強硬に嘘を押し通すか、観念するかで
短い時間、逡巡した後、
観念することを選ぶようになった。
(今までは、行き着くところまで行って
どうしようもなくなってから大泣きして
「ごめんなさーーい」になるのが定番だった)
そしてガラッと態度を変え、
ニコニコと擦り寄ってきて、
「あのー、ところでお母さーん、
どのような点から嘘って分かったの?
ぼくの態度?それとも、声の調子?・・・表情?
後学のために聞いておきたいんだけどーー。」
あんたね。
嘘の技術を磨く方向で問題解決しようとしてるな?!
セコい。
小手先過ぎる!
嘘の技術じゃなくて、論理性を磨けーーー!!!
朝晩ちょっと肌寒くなった時がありました。
(最近、また暑いけど)
さすがにタオルケットでは心許ないので
薄い布団を出したら、「こんなのいらん!」と
息子が早速蹴っ飛ばした。
だいたい息子は、よほど寒くならない限り
布団を嫌がる。
布団もタオルケットも、蹴飛ばすためにある。
その嫌がり方から
新生児の時のエピソードが思い出されて、
本人に話してあげた。
普通、赤ちゃんはタオルでキュッと巻かれると
落ち着くって言うんだけどね、
アナタは生後1週間のホヨホヨの新生児の頃から
タオルでくるまれそうになったら
ジタバタして抵抗してたよ。
で、タオルから解放されたら
気持ちよさそうに落ち着くの。
看護士さんが
「あらあら、この子は狭いのがイヤなのね」
って笑ってたよ。
・・・そう話したら、
息子、我が意を得たりとばかりに
話に食い付いてきた。
「そうなんだよ!僕は縛られるのが嫌いなの。
タオルで巻かれるのも、
こうしなさいって決められるのも嫌いなの!
僕は自由を愛しているのーー!」
「ぼくが反抗したり、言い返したりするのはね、
ちょっとでも自由を感じるためなんだよ。
言い返したら、
自分の考えでやってる気分になるから。」
・・・そうきたか。
いや、それだけ分かってるなら、
そんな幼稚でマズいやり方じゃなくて、
自由を得るためにより効果的で良い方法を考えてごらんよ。
今の反抗の仕方はさ、
その場しのぎで思いついたことを
威勢良く大きな声で主張するだけじゃない?
声のデカさで勝ってやる、みたいな。
実際には、それで勝ったことないでしょ?
そんなの、大人からしたらミエミエなんだよ。
更に怒られる確率が上がるだけだよね。
「・・・知ってる。
お母さんにも先生にも、よくそれで怒られるから。」
でしょ?
頑張って言い返してる割に、
得られる自由は少ないはずよ。
「でも!
反抗したら怒られるだけってわかってても、
どうしても言わずにはいられないのー。
勝手に口が動いちゃうんだよ。
自由を求める僕の心がそうしちゃうのー。」
笑
知ってるーー。
だーかーらー、頭を使いなさい。
将棋で何種類ものやり方の
何手も先を考えて次の一手を選ぶみたいな感じでね、
1つの問題に対して、どうしたらいいか
何通りものやり方を考えて、
その中から一番いい方法を選ぶのが知性だよ。
そのためには、
自分がどうしたいかってだけじゃなくて、
相手の言い分や望みをちゃんと理解しないとね。
状況を把握したうえで、
落としどころとやり方を考えて
うまく交渉するんだよ。
それができるようになったら
望む自由に近づけるかもよ?
----
最近、アメリカの弁護士ドラマを見ているので、
つい、こんな会話になってしまった(笑)
いやあ、あの人たち、ホントすごいよね!
今、一番お気に入りの弁護士ドラマは「The Good Fight」。
ダイアン、最高!!
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という話をしたからって訳じゃ無いけど・・・。
息子がミエミエの嘘で言い逃れをした時に
「バレてるよ!」と怒ると、
ある時点で、
このまま強硬に嘘を押し通すか、観念するかで
短い時間、逡巡した後、
観念することを選ぶようになった。
(今までは、行き着くところまで行って
どうしようもなくなってから大泣きして
「ごめんなさーーい」になるのが定番だった)
そしてガラッと態度を変え、
ニコニコと擦り寄ってきて、
「あのー、ところでお母さーん、
どのような点から嘘って分かったの?
ぼくの態度?それとも、声の調子?・・・表情?
後学のために聞いておきたいんだけどーー。」
あんたね。
嘘の技術を磨く方向で問題解決しようとしてるな?!
セコい。
小手先過ぎる!
嘘の技術じゃなくて、論理性を磨けーーー!!!