olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

いつから文字を教える?

2016-02-07 | 1年生
シュタイナー幼稚園に通っていたおかげで
学校に入るまでに文字を教えることはありませんでした。
ただし、絵本は読んであげていたので、
そこから文字に対する興味はもっていました。

年長さんになった頃から
何度も読んでもらって覚えているフレーズと文字とを
一つ一つ対応させて、勝手に読むようになっていました。

間違っていようが何しようが
こちらから教えることはなかったので、
幼稚園の間は、「は」のことは「わ」と読んでいましたねー。
「おつきさま こんばんは」とか「くんちゃんは おおいそがし」とか
「は」は大抵「わ」と発音するんだなってことに
子どもの間違いを見て初めて気づいたものです。

書いたものを見ると、ほとんどの文字は鏡文字。
書き順なんて、ホント独創的で。
たいていの文字は下から上へ、立ち上るように書いていました。
「ふ」とか「ら」とか、ほれぼれするほど見事でしたねー。

懐かしい。


で、自分の子および周りの子を見て思うのは、
就学前に文字を全く教えなかったとしても
学校に入ってから困ったり遅れたりすることは、全くない
ということです。

最初に文字を知らなかったせいで
1年生から劣等生になる、なんてことはない。
言い切れます。

あっという間に学んでしまいますから。子どもは。




なんにせよ、子どもを常によくよく見て、
何か思うところあればその都度よくよく考え、
やり方を修正したり、より手をかけてみたり、思い切って方向転換したり…
いろいろ試行錯誤しながらやっていけば
とりあえず小学生のうちは何とかなるもんなんだな、と思います。

シュタイナー幼稚園出身であろうとなかろうと、
親がちゃんと手をかけ目をかけている子どもは
なるほどな育ちをしています。


逆に、親がどんなに素晴らしい教育方法、教育哲学に
心酔していたとしてても、
実際には自分の子どもをちゃんと見ていない、
子どもに時間と手をかけるべき時にかけない、となると、
子どもは気の毒なことになりますよねーー。

残念なことに、そういう例もあるのです・・・。

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