もう1週間前の話になってしまいますが。
母の日用プレゼントの残り?と思われる
バラをスーパーで買ってきました。
母の日、うちは結局、
なーんにもなかったな、と思いながら(笑)
母の日の5月9日は、
息子と一緒にホームセンターに行って
庭に植える花を買ったり
(息子は最近、園芸にも目覚めたので、
しょっちゅうホームセンターに行きたがる)、
チャーハン作ってくれたりしたけれど、
「母の日だから」ではなかったよね…
ま、いいけどさ…
ワンコイン以下(税込み)だけど、
さすがバラ。華やか!
で、せっかくだから長持ちさせるために
お花の延命剤の作り方を調べようと
パソコンを開けると・・・
・・・・・。
もしかして、これ、母の日の何か…?
いやいや、可愛いよ。中3男子(苦笑)
常にこういう可愛げのある子だったら
さぞおだやかな日々を送れるだろうと思うのですが、
どっこい、
実際には可愛げのない時だってしょっちゅうあります。
しょっちゅう、です。
言い返し大魔王、健在です。
息子の反抗は、
思春期男子にありがちな
無口・粗暴・無視を基調とする反抗ではなく、
口数が呆れるほど多く、
しつこくからんでくるタイプなんです。
スピード、量、質、声の大きさ、
そういうもので相手(私)を圧倒しつつ、
「ぼくの方がお母さんより正しい、偉い」
ということを主張し、
勝ちを取りにきます。
定番の反抗ワード、
「キモい、ヤバイ、ウザい」系の言葉や
いわゆる悪い言葉は使いません。
バカっぽさ倍増、と分かっているのかも(笑)
むしろ、
哲学系読み物や歴史小説・推理小説などで仕入れた
難しげな言い回しで言葉を粉飾しながら
立て板に水、怒濤の言い返しをぶつけてきます。
妙に滑舌が良いから、
どんなに速くても聞き取れちゃうという。
(うっかり同じ速さで返そうとすると
私の舌はもつれます)
発声も良いです。腹から声を出します。
古舘伊知郎を目指しているのかな、みたいな。
感心してる場合じゃないけど、
感心することもあります(笑)
でも、その手には乗りません!
私はそんな言い返しに対して、
「あー、はいはい、わかったわかった、
そういうお年頃なのね」
なんて鷹揚に構える懐の広い親ではないのです。
息子の繰り出す言葉の海の中から
論理的矛盾をあぶり出し、
言葉を弄しても中身が薄いのはごまかせない
ってことを思い知らせた上で、
で、どうするか、という
落とし前のつけ方を明確にするまで
次に進ませない
という戦い方をします。
疲れます。
穏やかに暮らしたいのに。
小学生の頃からずっとコレだよ。
さすがに高校生になったら落ち着くかなぁ…
と溜息交じりに思うことも。
・・・という感じなんですが、
ところが!
先日、息子が
こんなことを宣ったもんだから
もうびっくり仰天でした。
「ぼく、随分落ち着いたと思わない?
最近、怒られなくなったし!(は?)
今思えば、ぼくの反抗期は
5,6年生の頃だったような気がする。
もう終わったから、お母さんも安心だね!」
まぁたしかに、5,6年生の頃よりは、
バトルの頻度は少なくなり、
また、収束も早くなりましたが。
まさか本人がこんな認識だったとは。
都合の悪いことはサッサと忘れ、
記憶は適当に改ざんされる
ってことなのかな。
ポジティブっていうか、ご都合主義っていうか…
ポジティブついでに、
息子はこんなことも言っていました。
「ぼく、生まれてからずっと幸せだったけどさ、
特にこの1年くらいは、毎日、
ぼくは幸せだな~って思いながら生きてるんだよね。」
「将来の仕事とか、どこに住むかとか、
誰と結婚するかとか、
将来のことなんて想像もつかないけどさ、
どこでどんな風に暮らすとしても、
ぼくは必ず幸せに生きていく自信がある。」
言い切りましたよ。ええ。
そう言われるとね、
人生で最も重要な目標が
既に達成されたように思えて、
そうか、
それならもう何も言うことはない、
あとはオプションみたいなものだから
好きにしたらいいよ、
って気分になるから、不思議。
・・・いやいや、待って。
この歳でハッピーエンド気分になってどうする。
騙されるな自分!
戦いつつ導かねばならないことは
まだまだあるはず!!
と気を取り直すのでした。
はぁ、どっこい。
中3男子。
1番難しい年代かもしれませんね😭ぶるぶる💦
小学生はなんだかんだ言ってまだまだ子供。どうにかなりますが、中学生は、色んな知識を得て頭でっかちではあるものの、まだ経験は足りなくて、不安定。(一般論ですが)
でも。
ご子息が母であるsoratombo さまのことを大好きでいること、そして何より信頼し、安息の基地としているのが、よくわかります。
きっと将来は、言葉の力を味方につけ、逃げることなく、正面から困難と戦える男になる💕と感じます。楽しみですね~💕
パソコンのメッセージなんて、オシャレで素敵💕
コメントありがとうございます♪
そうなんですよ。頭でっかちで不安定。身体が大きくなったので、「大人」に近付いたと本人も周りも錯覚しがちですが、中身はまだまだ子ども。そのことを痛感する日々です。
「逃げることなく、正面から困難と戦える男」・・・そうなったら理想的なのですが!!
でも、あのへなちょこぶりを見ていると、とてもとても…
親から見ると、子どもって、幾つになってもそんなものかもしれないですね(笑)