宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

(四)宝について(3)

2014-10-24 08:07:42 | 祈り
         (前日からの続き)
 自分が無くなるということは、自分らしさが
なくなってしまうということではないんですね。
 つまり、自分自身が本当に神様というものに
生命を返してしまう、朗(ほが)らかに生命を
返してしまうと、そこから新しい自分が現われて、
そのことによって自分が生き生きと生きていく
ことが出来る。そういう事が私の身の上に
起こったわけですね。これは何も私だけの特別な
事ではなくて、私の場合は、何がそうなったのか、
そのスイッチは何だったのかというと、私は
神様に対して素直であった。その事だけなんです。
 それと、世界人類のために私の生命を使って
下さい─そういうお祈りをずーっとしてきたわけ
です。主の祈りの後にそういうことをずーっと
つけ加えて祈っていたんです。どういうわけか、
自分の存在を投げ出して、永遠者というものに
対して、そうやって祈ってた訳です。
 そうすると、私が計(はか)らって何かが
起こった訳ではなくて、神様の方で計らって、
そうして、お前の生命はもらった、覚悟はいいか!
と聞こえた時に、私はハイと言えたんですね。
 ハイと言った時に、一人の平凡な青年だった
者が、運命がコロッと変わってね、今こういう風
になって、今もこうやって説き続けているわけ
です。
             (翌日に続く)