毎年のお楽しみ、美術俱楽部での初茶会に行って来ました。
午後の部でしたので、11時の集合で濃茶席の整理番号を頂き、祝膳席に直行する。
今年は「東京吉兆」のお料理でした。
色とりどりの豪華な品々に、思わずお椀を一口!
慌てて写真に撮りました。
海老真薯が半分です(>_<)
● 濃茶席 主関東第一地区
逸品揃いの道具も見ものですが、各服点の濃茶が60人分次々と運ばれ、亭主の点前終了と共に運び終わる手際の良さには感服しました。
一人分の濃茶は練るのが難しいのですが、すべてが服良く、流石は幹事長様たちのお席でした。
● 薄茶席 主東京第五西支部
こちらも逸品揃いの道具組でした。
供されたお菓子は、直前に水屋で作られた金団でした。
金沢吉はし製ということでしたが、金沢から職人さんが来て水屋で作っていたそうです。
出来立てのしっとりとした金団、美味しかったです。
● 立礼席 主東京第三東支部
床 「松無古今色」 鵬雲斎大宗匠筆
花 梅・曙椿
花入 色絵楽器耳付 四代久宝造
香合 梅蒔絵結文 十代宗哲造
御園棚
釜 尾上釜
水指 白薩摩 琵琶
薄器 宝袋蒔絵 左近造
茶杓 「壽相」 大宗匠作
茶碗 黒 玉之絵 長入造
宝珠 妙全造
赤 弁財天 桧垣青子造
蓋置 巳歳絵 吉向十三軒造
建水 モール
席入りを待ってます。
● 立礼席 関東第一ブロック青年部席
花 季のもの
花入 守破離 木村英昭造
棚 アクリル棚 青年部造
釜 車軸釜 菊地正直造
水指 羅針盤 中村正史造
茶杓 「勇・優・遊」
若手作家の作品が斬新でした。
ステンレスの茶杓は扱いが難しいと、部長さんは嘆いていました。
● 香煎席 主学茶連絡協議会
全ての席を満喫して、最後に香煎を頂き、非日常の世界が終わりました。
帰りに何処かに寄って、などはもってのほかで、高齢者三人は直帰でした。