のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2021.10.16のお稽古

2021-10-18 15:28:42 | 茶道
四カ伝の稽古です。



床 「一葉落知天下秋」
  たった一枚の葉が天下に秋が訪れたことを知らしめる。
  (中略)
  一葉落ちて天下の秋の、同一の秋なるを知るが如し。と述べている。
  一葉の中に天下の秋がそっくり収まっており、天下の秋はそのまま一枚の落ち葉である。
  一と多が相即相入する悟りの世界。「一花開いて天下春なり」と通じる。
  『茶席の禅語大辞典』より


花 芒・秋桜・竜胆・不如帰・水引
花入 備前焼、切溜



三種の菓子を縁高に
栗きんとん(岐阜中津川の松月堂)・豊潤かすてら(長崎松井老舗)・りんご(トキ)

 唐物点前(I)
 台天目(O)
 盆点(K)

唐物茶入には
肩衝(初花・北野・遅桜)
茄子(国司・付藻・富士)
文琳(珠光・本能寺・岩城)
瓢箪(上杉・稲葉)
丸壺(天下一・木下・利休)
大海(打曇・八島・山桜)
鶴首(養老・利休・本能寺)
等があります。()内は、代表的な大名物・中興名物です。

四カ伝の後、新しいお仲間(Yさん)の割稽古です。
午後から来ていただきました。
その間、大板の中置で薄茶の稽古をしてもらいます。
席入りのしかた。(襖の開け閉め、真・行・草のお辞儀、立ち方・座り方、歩き方)
床の拝見のしかた。
帛紗捌き、棗・茶杓・の清め方まで。
オンライン茶道学の点前編(割稽古)を参考に、自習してくれると良いかも…
次週は七事式の稽古です。


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