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ペナン 出前一丁

2011-03-05 20:34:13 | マレー半島 花の旅

  ビーチリゾートから宿泊しているホテルへ帰って、テレビで時間を確認する為にチャンネルを選んでいると、NHK大相撲の画面が映りました。衛生放送でしょか。


 

 今日はまだ寝るには早いし、明日はペナンともお別れです。今の内に何かお土産でも探しておこうと、付近のショッピングプラザを覗いてみることにしました。


 ホテルの周囲にショッピングプラザが集まっていますので、適当に入ってみました。中は日本のデパートのような雰囲気で、回転寿司まであります。

 

                      

 

 地下はスーパーマーケットで、野菜や肉などが日本とそっくりに陳列されていました。

 キャベツが5.31リンギ(約150円)、鶏肉が10.49リンギ(約300円)です。キャベツは輸入品だと思うのですが日本の値段とほぼ同じです。鶏肉は日本より安いと思います。


                 

 

 ここではポッキーやドラエモンの絵の付いた菓子袋なども目にすることができました。

 更に、何の違和感もなく「出前一丁」が一袋8.39リンギ(約240円)で棚に並んでおりました。

 

 

 この辺り一帯はコムタと呼ばれていますが、実際はコムタとはジョージタウンにある65建て円形ビルの名前です。そのコムタの下のショッピングモールも覗いてみましたが、日曜雑貨のようなものが販売されているだけで、お土産になるようなものを見つけることはできませんでした。


 

 確か、ペナンは主に交易で栄えた場所です。この地に特産品などは無いのかもしれません。

 

 周囲をぶらつく内に、旅行会社の事務所にシンガポール行き直行バスのポスターを見つけました。


 ペナンを夜9時半に出発してシンガポールには朝6、7時頃に到着する夜行バスの料金が80リンギ(2240円)です。


 ポスターのバスはダブルデッカー全席18シートですから、ゆったり座れる様です。今回私が購入したシンガポール、ペナン間の片道航空券が約15,000円ですから、これは安い。


 

 

 ここで、思わず考えてしまいました。格安航空券で羽田からシンガポールへ飛んで、バスでペナンに来て、安いホテルに泊まれば多分、一週間でも4~5万の予算で来れるのかもしれないと。


  この記事を読んでくれている、お友達の皆さん、ご一緒に如何ですか?ノウハウは提供致しますよ。

 

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ペナン 常夏の楽園

2011-03-05 20:29:35 | マレー半島 花の旅

 バトゥフェリンギ・ビーチでは、ほんの束の間でしたが、ペナンのもう一つの顔、常夏の楽園のイメージを垣間見ることができました。


 ペナン植物園と世界遺産を見ただけでは偏った印象で島を去った可能性もありますが、胸の中一杯に青い空と碧い海の大気を吸い込み、熱帯の色と光を感じて、より確かにペナンを認識することが出来た気が致します。


 

                 

 

 海岸沿いには高層建築のコンドミニアム、山の斜面にまでもコンドミニアムが並びます。


 

 

 この建物はいったい何なのでしょうか?もしかするとアラブ資産家の別荘?

 

 

 ジョージタウンに近付けば一部屋100リンギと表示されたアパートなども目に付きます。


 100リンギなら一ヶ月10万もしないで部屋が借りられます。周囲では新しいコンドミニアムの建築工事が行われていました。

 

 

 もっとも、こうしてホテルやアパートの値段に関心をもって観察はしていても、私がこの島に住む気になるかと言うと、答えはNOです。


 今日見てきたビーチリゾートのような場所で、何もしないで暮らしていく自信が私にはありません。


 また、この島では本当に安い値段でゴルフ三昧の生活もできるようですが、私はゴルフをやりませんし、こんなに暑い場所でゴルフをやっても楽しくはなさそうです。


 私は今日、ゴールデンサンド・リゾートに行ってみて、直ぐに確信しました。


 私は悲しいかな、リゾート地で悠々自適に暮らせるような気質でないことを。

 

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ペナン 金砂海岸

2011-03-05 20:16:20 | マレー半島 花の旅

 ゴールデンサンド・ビーチはシャングリラ系のリゾートだそうです。玄関を入ってホテルを突き抜けるとビーチリゾートが広がっていました。


 

 私はハワイやグアムなどのリゾート地には行ったことがないのですが、旅行会社のパンフレット写真にあるような光景が展開していました。

 幾つものレジャープールや、椰子の下にはカフェテリアがあります。 


 

 海に出ると、カラフルなビーチパラソルが並び、ウォーターバイクが白波を立てています。


 

 白い半袖シャツにズボンを着用した、水着姿ではないグループが、水を詰めたゴム風船を、二人一組に持った布でネット越しに投げて、受けるゲームに興じていました。


 

 暫く、その様子を見ていましたら、一人のコンンガリと日焼けした青年が、最初は英語で、直ぐに日本語で「パラセイリングをしませんか」と声を掛けてきました。

 「おお! 日本語が話せるんですね」

 「はい」

 「日本語学校で覚えたの?」

 「いいえ。日本の知人などから教えてもらったりして自分で覚えました」

 「偉い!」

 「ウォーターバイクも楽しいですよ」

 「いやいや、今日は水着も持ってきていないし、様子を見に来ただけなので、御免ね」


 

 と言う訳で、彼の写真を一枚撮らせてもらってから、ビーチを後にします。


 

 

 ホテルの建物がビーチを取り囲んでいます。ここでは強烈な陽射しを避ける為でしょうか、建物の窓は北向きです。


 

                     

 

 そうだったんですね! だから、島の北側にリゾート地が広がったんですか。

 本当に「所変われば品変わる」ですね。日本では絶対にリゾートホテルの窓は南向きですもの。

 ホテルの建物に戻って、売店やストレッチルームなどを覗いてからホテル前の通りを横切り、町の様子を探索してみました。

 

 そうなんです。ビーチでのんびりと海を眺めて昼寝するなんて、私には退屈で、とってもやってられないんです。

 

 立ち並ぶコンドミニアムの下にネットカフェ、スーパー、カフェテリア、果物屋などが並んでいました。


                       

 

                       

 

 周囲を一廻りして、私は結局この町に40分程も滞在しただけで、ジョージタウンへ帰ることに致しました。


 

 バスに乗る前にホテルで購入したスプライトが11リンギだったので、「暴利だ」と感じたのを覚えています。日本円で300円程度ですけどね。


                      

 

 

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ペナン 島のウルトラマン

2011-03-05 20:06:28 | マレー半島 花の旅

 ジョージタウンに帰ってきたのが11時半頃だったでしょうか。ペナン植物園を訪問することも叶って、今回の旅の目標はこれで100%達成できたことになります。ここから先は全て「おまけ」です。

 

 さて、「おまけ」の時間をどう使いましょうか。

 実はこんなこともあろうかと、幾つかの選択枝を考えていました。

 その一つが、今宿泊しているホテルが提供する、高級ビーチリゾートの利用サービスです。

 北に頭を向けて海亀が泳ぐような形のペナン島。その島の北部、亀の頭から肩にかけてに相当する部分がバトゥフェリンギ・ビーチです。そこにはプライベートビーチが連なり、私が宿泊しているホテルはそのビーチの一つ、ゴールデンサンズに無料送迎バスを運行しているのです。

 

 次のバスの出発時間は13時です。私は部屋に戻るとゆっくりとシャワーを浴び、ホテルの向かいの屋台村で昼食を摂り、バスを待ちました。


         

                 

 

 ホテルの玄関前に停車したバスは、私と東洋人らしき夫婦連れを乗せて出発しました。


 

 車窓からは、昨日とは明らかに異なりますが、「観音寺」という同じ名称の寺院がみえます。

                        

 

 一泊69リンギと表示したGood Hoop INN なる宿泊施設も目にしました。これは安い!何しろ私の宿泊しているホテルは一泊248リンギですから、3分の1以下の2000円程度で泊まれることになります。


 外観からはそんなに汚い様子ではありません。


 と言うか、こざっぱりとして清潔な雰囲気すら感じられます。次はここにしようかな・・・と。

 え!「次の可能性は極めて低いだろうー」ですって。確かに。


                  

 

 なんと!幼稚園らしき場所にウルトラマンが居ますよ。


 

 バスは車窓に様々な景色を映しだし、約40分程でバトゥフェリンギのゴールデンサンズ・リゾートに到着致しました。


 

 

                  

 

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ペナン植物園 石楠花は幻

2011-03-05 18:39:42 | マレー半島 花の旅

 今回の旅の主な目的はシンガポール植物園とペナン植物園を訪問することでした。


 ペナン植物園では熱帯石楠花を期待していたのですが、その姿に廻り合うことはできず、石楠花は幻と終わってしまいました。


 ペナン植物園では来園者に植物を分かり易く展示するという方針はないのでしょうか。あるいは、人件費が十分ではなく、職員不足なのかもしれません。

 

 私は日本で、10年以上に亘って200ヶ所以上の植物園や公園を訪れ、花の写真を撮り続けてきましたが、日本では殆ど全ての植物園において植物に名札が付いています。


 それが当たり前だと思っていたのですが、上海、シンガポール、そしてペナンにおいても、日本程には丁寧に植物にラベルが付されてはいませんでした。今回もまた、日本では当たり前なことが、他国ではそうではないことを、改めて認識させられたのです。

 もっともこれで、全世界が同様だろうと考えるのは危険です。元々植物分類学などというものはヨーロッパで発達してきましたので、欧州では更に様子が違う筈です。


 10年以上も昔のことですが、オランダで植物園を覗いたときは、確かに個々の植物にはラベルが付されていました。

 残念なことに、ペナン植物園では期待していた通りの成果は得られませんでしたが、しかし、それでもやっぱり植物園廻りは楽しいものです。


 熱帯植物初心者の私にとっては見るもの全てが初体験でしたし、何と言っても花や木が植栽、整備された場所を散歩することだけでも、とっても気持ちが良い。


 

 坂道をゆるゆると下ると、上循環路と下循環路の合流地点に出ました。そこから更に進むとお猿さん達が木陰で遊んでいました。


 

 この辺りではキャノンボール・ツリーが名札を付けて花を咲かせていました。

 当然に、私は三脚を立てて、気のすむまで花の姿をフィルムに収めたことでした。

  

 

 ペナン植物園を出て振り返ると、正門横の高木に紅紫の花が咲いているのが望めました。背後には豊かな森も横たわっています。


 

 

 正門前の広場には見慣れた車体に10番の路線番号を表示したバスが出発時刻を待っていました。

 私はワンマンバスの運転手に2リンギを払い、車中の人となりました。


 

 タクシーとは違って、バスは長閑にあちらこちらの町を廻りながらジョージタウンの町へと帰っていったのです。

 

                           

 

                       

 

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ペナン植物園 この木何の樹

2011-03-05 17:30:53 | マレー半島 花の旅

 植物園の最奥部は貯水池でしたが、周囲に金網が廻らせてあり、中を確認することができませんでした。

 また、この辺りが植物園で、最も高度が高いようです。

 

 貯水池から少し下った場所のせせらぎに沿って、小道が森の中に設えてありました。

 

 小道を抜けると、広い芝生広場に出ました。

 振り返れば、歩いてきた散策路を包んでいる森が尾根の下に佇んでいました。

 

 芝生広場に出た所で、 ピンク色の、既に花の盛りを過ぎたと思われる花を見かけましたが、名前が分かりません。

 帰国して、葉の容姿からマメ科を推測し、ピンクの花を咲かせる樹木を検索したところ「ピンクシャワー」あるいは「ピンクレディー」と呼ばれる Cassia javanica ではないかと見当を付けました。

 下の写真ですが、間違っていたら御免なさい。

 ご存知の方のコメントが頂ければ幸いです。

 

 広場の最も高い場所にヤシの木が密集していました。

 椰子というと、高木が等間隔で並んでいる姿の印象しなかったので「珍しいな」と思いました。

 案の定、この木にも名札がありません。

 ネット検索でも判明しませんでした。

 

 東屋の下にぽつんと、一本の木が見えましたので近寄って見ると、名札が付いていました。

 学名は「lagerstroemia speciosa」で一般命はバナバ、あるいは女王花(Queen's Flower)と呼ばれているようです。

 和名は「オオバナサルスベリ」で、葉に糖尿病に効果のある成分が含まれているそうです。

 

 バナバの近くの木には名札がありましたので、控えてきました。

 学名は「Fagraea fragrans」 マチン科の樹木で建築用材や枕木として有用な樹木だそうです。

 公園や街路樹としても植栽され、爽やかな木陰を提供してくれるようです。

 

 このように植物名が表示されていれば、後で調べて、知る楽しみが広がります。

 多分ペナンでは、緑の中で体を動かす人はいても、花や樹の名を調べ、楽しむ人はそれ程多くは居ないのでしょう。

 「この木何の樹」と興味を持って調べると、とても楽しいんですけど。

 

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ペナン植物園 饒舌な樹

2011-03-05 17:25:26 | マレー半島 花の旅

 ペナン植物園では下循環路と上循環路と名付けられた散策路が二つの輪を重ねたように整備されています

 

 私は下循環路を左周りに歩き始めました。

 

 散策路の下の小川に小さな橋が架かり、その流れの横に黄色い花を咲かせている灌木を見つけたので、近づいてみました。

 

 

 清い流れに身を乗り出すように、今を盛りと花が咲いていました。

 周囲を見回しましたが、相変わらず名札がありません。

 帰国してからネットで調べた結果、どうやらイエロー・サラカ(サラカ カウリフローラ)と呼ばれる樹木のようです。

 

 説明によれば 「イエロー・サラカは偶数複葉で、20センチ程の葉にはは短い柄があり、花は枝にも付くが、幹からも直接出て、花柄はつややかな赤い色をしている」

 ぴったりです。

  

 散策路は左に曲がりながら少しずつ登っています。

 

 

 坂を登って行くと、左手に如何にも熱帯、と言った雰囲気のオレンジ色の花が咲いていました。

 ハンドボール大の実を稔らせています。

  

 

 

 ほっほうー、何これ!

 

 相変わらず名札はありません。

 

 しかし、この花は園内の別の場所の名札で名前を知ることができました。

 

 その名はキャノンボール・ツリー。

 和名では「砲丸の木」と言うそうです。

 確かに果実は大砲玉を思わせます。

 花が咲いた後で一年程の時間を掛けて15~20センチに成長するそうです。

 

 散策路の両側には樹齢を重ねた木々が次次と姿を見せます。

 

 年輪を重ねた木々には独特の雰囲気が備わり、人々を魅了するのは何故なのでしょうか?

 

 

 そして、この木をご覧ください。

 

 岩の上に土が薄く被っただけの、見るからに生育条件の厳しい土地で、逞しく根を張り巡らせ、ひたすらに幹を空に向かって伸ばし続けた歳月を見事に物語っています。

 

 根の周囲には誰もいません。

 只ひたすらに空を見上げて生きてきたのでしょう。

 

 幹を支える根は見事なオブジェとなり、空に向かって広がつ枝葉は、根のオブジェを完成させるために、何十年も光合成を営んできたかのように見えます。

 

 幹の成長を支えた根が、美を表現しています。

 美しいものはいつも何故か、強さを秘めて、孤独な姿を垣間見せてくれます。

 

 

 今思い出してみれば、口もきけぬ樹々が、これほどまで饒舌に語りかけてくれたことが、何だか、とても不思議な印象として記憶に残っています。

 

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ペナン植物園 散策

2011-03-05 17:17:20 | マレー半島 花の旅

 ペナン植物園正門を入って直ぐの場所で、大樹が枝を広げて私を出迎えてくれます。

 

 左手に受付らしき建物があり、寄ってみると簡単なパンフレットが置いてありました。

 

 パンフレットには園内の略図が記載されていました。

 

 園内周回用の乗用トレーラーが待機していました。

 

 真直ぐ進むと、三叉路に出ましたので、木々の密度の濃い、右手へ進みます。

 

 小川を渡ると直ぐに、見慣れぬ灌木に白い花が咲いていましたが、植物の側に名札がありません。

 (どなたかご存知の方がおられましたら、コメント欄にお願いします)

 

 

 

 アレ・・・。 もしかして、この植物園も公園機能を重視しているのでしょうか?

 

 植物園の通路は幅4メート程の広さで舗装され、数多くの市民ランナーが走り過ぎて行きます。

 

 本格的なランニングウェアーに身を包んだ欧米人のママさんが二人、ベビーカーを押しながら (驚!)、とても出産後とは思えない引き締まった体型で、 走りすぎて行きます。

 

 私はのんびりと三脚担いで、緩い傾斜の道を登って行きます。

 

 やがて整った樹形の木が見えてきました。

 

 幹の直径は1.5メートル程もあり、見事ですが名前は分かりません。

 

 

 稀に名札の付いている木もあります。

 

 「学名 Eugenia grandis フトモモ科」 の名札が付いた樹は、ゴツゴツした木肌を見せて、5メートル程の高さで四方に枝を広げています。

 

帰国してから調べると、

 シーアップルと呼ばれるマレーシア原産の木で、主に街路樹として植栽され、乾季になると3センチ程の白い花を一斉に咲かせ、センチメンタルな甘い香りを漂わせます。

 

 花に覆われた木はまるで雪を被ったようになると記載されていました。

 

 花の後にオリーブを一回り大きくしたような実を実らせるそうです。

 

 

 確かに、この樹形では、低い位置だと交通の妨げにならず、適度の位置で葉を繁らせて木陰を作りますので、街路樹にはぴったりかもしれません。

 

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ペナン植物園へ

2011-03-05 17:09:15 | マレー半島 花の旅

 ペナン二日目の朝、カーテンを開けると、外はやっと夜が明けた空色で、時間を確認すると8時数分前でした。

 日本の北半球での太陽の動向とペナンの赤道直下での太陽の動向は少々違って見える印象があります。

  窓の外を見渡すと、世界遺産のジョージタウン市街とは方角が反対でしたが、近代的なコンドミニアムの下に古くからの民家が軒を並べる光景が見渡せ、遥か南にペナン島とマレー半島を結ぶペナン大橋が望めます。

 

                 

 

 今日の目的地はペナン植物園です。

 ホテルには日本人タッフが常駐しており、植物園の情報をお聞きしたのですが、どうやら植物園を目的に宿泊する日本人は殆ど居ないようで、詳しい情報は得られませんでした。

 こんな場合には躊躇せずにタクシーを利用します。

 ホテルのエントランスに降りて、ドアマンにタクシーの手配を依頼しました。

 

                 

 

 タクシーの運転手は私が三脚を持って乗り込むと、植物園に猿の写真を撮りに行くのかと、英語で聞いてきました。

 ペナン植物園には野生の猿が数多く生息しているとの情報を得ていましたので、取り合えず「イエス」と答えておきました。

 タクシーの運転手に熱帯植物の写真撮影が目的だと説明するのはかなり大変そうですから。

 タクシーの座席から振り返ると、宿泊しているホテルが見えましたが、やっぱり、その後ろから昇って来る太陽が、朝8時半にしては少し低すぎる気がします。

 

 道の途中の両側に、かなりの距離に亘って、露店の準備をしている場所がありました。

 運転手の説明によれば、明日からインド系住民の方々の盛大なお祭りが予定されているそうです。

 

 ホテルからタクシーで15分程度、植物園前でタクシーを降りると、噂通り、植物園の柵では野生の猿達が戯れていました。

 

 運転手から、このまま待機しましょうかと聞かれましたが、「何時間掛かるか分からないので」とお断りして、いよいよペナン植物園に歩を進めます。

 ペナン植物園は入園無料で、朝5時から夜8時までの開園です。

 

 

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