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2010 香港 二階建てトラム

2011-06-12 13:31:06 | 広州 花の旅

 ビクトリアピークを下り、金鐘(アドミラルティー)でバスを降りて、二階建て路面電車(トラム)にも乗ってみました。 

 ポケットにオクトパス「香港のどこでもドア」がありますので、乗車時に料金を考えるような面倒はありません。

 目の前に来たピンクのトラムに、行く先も確認せずに乗り込みました。

 

 

 

 人が溢れる街を、のどかにトラムが走り続けます。

 下の写真をご覧頂いて、お気付きでしょうか。

 実は私、トラム運転席の真上、二階正面の位置をしっかりと確保したのです。

 

 

 

 しかし、なんですね、今思い出すと私は、電車の運転席の後ろで目を輝かせて線路を見てる子供と同じような姿だったのではと・・・・・。

 

  

 

 それにしても、このあたりの写真は全て縦位置です。

 トラムの線路の両脇は高層マンションが林立しています。

 しかも、気のせいでしょうか?傾いて見えるものもあり、大丈夫かなと心配になりました。

 

 

 やがて、トラムは終着駅らしい小路に入って行きます。

 

 

 カーブを曲がりきると、トラムの線路は人群れの中に隠れていました。

 

 

 トラムを降りて、喧騒の中を歩きました。

 色鮮やかな野菜やお魚、お惣菜などが豊富に並んでいます。

 

 

 そういえば、何だかちょっとお腹が空いてきました。

 お粥でも食べようかと、小さな食堂へ入りました。

 

 

 熱々フウフウのお粥を食べ終わり、時計を見ると16時半。

 そろそろ残り時間が気になり始めました。

 

 

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2010 香港 慕情

2011-06-12 13:00:36 | 広州 花の旅

 1955年、香港を舞台にした映画が上映されました。

 その映画の題は「慕情」。

 中国の内戦で、大陸から香港に逃れ来た英中混血の女医と、米国人新聞記者の恋物語です。

 

 その主題歌が love is a many splendored thing.

 

 

香港映画といえばブルース・リーが代表的なイメージかもしれませんが、筆者の年齢だと香港は絶対に「慕情」です。

 

但し、筆者もまだ幼かったので、恋物語の中味は良く覚えていませんが、大人になって酒を覚えたころ、酒場に設置されたカラオケの中には必ずこの映画の主題歌が入っていました。

 

 

 

 

そんな場所で英語で歌うのは気恥ずかしいので、その頃は歌うことはめったにありませんでした(今は恥じも忘れて歌っておりますが)が、酔えば、ラブロマンスのシーンとメロディーがよみがえります

その主題歌のおおよその内容は、

 

 

 

 愛は輝きにあふれる
 4月にバラが早春の花を咲かせるように
 愛は生きることそのもの
 人生の王者へと誘う金の冠
 
 風そよぐ朝霧の丘で、恋人達は口付けを交わし、
 二人の時間は止まる
 貴女の指が私の胸をなぞり、私は喜びを奏でる
 そう、真実の愛はそんな煌きに満ちあふれている

 

 

 

 

 残念ながら、この時期、香港に薔薇は咲いていませんでした。

 

 しかし、主題歌のように摩天楼は霧の中でした。

 

 私は「慕情」の主人公が見たであろう光景を十分に堪能し、二階建てバスで愛の丘を下ったのです。

 

 一人で。

 

 

 

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2010 香港 ビクトリアピーク

2011-06-12 12:50:38 | 広州 花の旅

 動植物公園で花の撮影を終えて、金鐘へ向かって坂を下りる途中に、香港のケーブルカー、ピークトラムの山麓駅があります。

 

 

 ピークトラムは香港で最も古い公共交通機関ですが、100年以上もの間、無事故運行を誇っているのだそうです。

 

 

 ピークトラム山頂駅までは約7分、 

 

 

 ぐんぐんと高度を稼ぐケーブルカーの窓から、ビクトリア湾を背景にした摩天楼を望むことができます。

 

 

 山頂駅でピークトラムを降りて、登って来た線路を振り返ると、数十メートル先で斜度を増した線路は、その先が見えません。

 

 

 

 

 山頂駅の周囲には、山小屋風カフェや獅子亭と名付けられた中国風の展望台などがありました。

 

 

 

 

 私はあえて、その先の山頂公園へは向かわず、ピークトラムの窓から見えた、右手尾根へ続く道に入りました。

 この道は山頂周遊ルートの下山路として使われるようで、逆向きに歩いて来る人が多い気がします。

 10分ほども歩いたでしょうか、思ったとおり、香港市街を一望するビューポイントを見つけました。

 残念ながら、霧がかかったように霞んで、視界は良くありませんでした。

 

 

 隣の峰には山頂付近まで進出した住宅を認めました。

 多分、運転手付きの車を所有するような人達の住居だと思われます。

 

 

 ビクトリアピークからは夜景を見るべきなのだそうです。

 ガイドブックには、夜景は宝石箱をひっくり返したように美しい」と記されています。

 

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2010 香港 動植物公園

2011-06-12 12:30:32 | 広州 花の旅

 尖沙咀(チムサアチョイ)駅の次の金鐘(アドミラルティー)駅で地下鉄を降りました。

 

 広州から来ると、駅構内の売店がお洒落に見えます。

 

 

 この駅で降りた私の目的は香港動植物公園です。

 

 

 駅を出て、周囲を見渡すと高層ビルが聳えていました。

 

 

 

 二階建てバスがビルの谷間を走りまわります。

 

 

 金鐘駅を出て、クィーンズウェイを渡ると、山へ登る坂が続いていました。

 

 

 香港公園沿いに坂を登って行きます。

 

 気温は27~28℃程もありそうです。

 

 交通量が多く、交差する道路を渡る度に歩道橋や迂回路を歩かされます。

 

 

 15分程歩いて、やっと動植物公園にたどり着きました。

 

 

 公園には小さな温室や、

 

 

 バードゲージ、

 

 

 植物の名札を付けた植え込み、

 

 

 こざっぱりとした売店などがあります。

 

 

 本来の花のシーズンは過ぎていたのでしょう、特に珍しい花に出会うことはありませんでしたが、私はここで、ジャスミン、蘭、ミッキーマウスの木などの花をフィルムに収めることができました。

 

 山裾の斜面に設けられた香港動植物公園は、緑に包まれた小さな都会のオアシスといった趣です。

 

 香港まで来て、わざわざ植物園を訪ねる観光客は多くないと思いますが、緑の木立の中で、冷たいトロピカルジュースを味わうのも、お洒落だと思いませんか。

 

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2010 香港 オクトパス

2011-06-12 12:22:44 | 広州 花の旅

 広州東駅を出発して香港ホンハム駅までは2時間弱。

 

 入国審査を終え、まず最初に帰りの列車を確認しました。

 

 「もしも」のことを想定し、夫々の対策を考えてはありますが、できることなら面倒は避けたい。

 

 帰り列車の切符は手元にあるので、発車時間の1時間前には出国手続きを済ませたいと思いました。

 

 計算すると、香港で使える時間は約8時間です。

 

 本当は夜景も楽しみたかったのですが、今回はお預けです。

 

 何と言っても安全第一。

 

 駅を出て、周囲の風景を確認し、ガイドブックの地図と照合します。

 

 

 北に山が見えます。南はビル。

 

 地図と合致します。

 

 地下鉄駅へは西に向かって進めば良いはずです。

 

 

 この時にタクシーを使うことなど、全く念頭にありませんでした。

 

 どこへ行っても、可能な限り自分の目と足で街を歩き廻ることにしています。

 

 そしてそのやり方が、楽しい旅の思い出をもたらしてくれるのです。

 

 

 駅ビルから西へ伸びる遊歩道を歩き始めました。

 

 左手は、香港島へ続く海底トンネルの入り口のようです。

 

 これも地図に合致します

 

 

 初めての土地で慎重になっていたのでしょう、位置を確認するメモ代わりに、デジカメのシャッター回数が多くなります。

 

 万が一道に迷ったら、デジカメの画像を見直せば現在地を確認することができます。

 

 

 遊歩道を地上に降りると、繁華街に入りました。

 

 多分、尖沙咀(チムサアチョイ)でしょう。

 

 日本料理の看板を目にしました。

 

 

 街中の食堂で肉団子ソバの昼食後、地下鉄の駅で「オクトパス」を入手しました。

 

 

 「オクトパス」は一度手に入れたら何処へでも自由に行けるので、またの名を「香港のどこでもドア」、これさえあれば地下鉄、バス、トラムなどが、乗り放題です。

 

 

 さてと、地下鉄の尖沙咀駅から香港島へ向けて出発進行です。

 

 

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2010 広州 香港列車旅行

2011-06-12 12:12:25 | 広州 花の旅

 広州東駅の国際列車待合室からホームへ降りると、すでに列車が待機していました。

 

 

 座席は9号車11番。

 中国では、列車の指定席番号は一連番号なので、座席が窓側か通路側かは実際に席を見るまでは分かりません。

 幸いにも、今回は列車右側の窓側の席でした。

 

 

 

 女性の車掌が検札に来て、ペットボトルの水を置いていきました。

 中は普通の水です。

 

 

 隣に平行して設置された線路では、日本の新幹線そっくりのCRH(和諧号)と名付けられた電車が頻繁にすれ違い、追い抜いて行きます。

 線路脇の緑地にはキョウチクトウや南国の花であるアリアケカズラが普通に咲いていました。

 平地が続く風景の中を列車は走り続けます。

 

 

 列車はやがて深センに到着しました。

 近代的な都市の景観が駅の周囲に広がっていました。

 

 

 

  列車は深セン駅に数分間停車した後、ゆっくりと国境地帯を通過して、香港のMTR東鉄線へ入って行きます。

 国境を越える時は、特に検札があるわけでもなく、同じ席に座ったままで、列車は50mほどの運河の上の鉄橋を越えて行きます。

 

 

 香港領内に入ってからは、普通電車の運行時間帯を走るので、平均速度30km程のゆくりとしたスピードで終着駅九龍(ホンハム)へと向かいます。

 

 

 列車は標高数百メートル程の山が連なる地形を縫うように走り、広州を出発してから1時間53分、予定通り、無事に九龍(ホンハム)駅に到着しました。

 

 

 九龍(ホンハム)駅でパスポートを見せ、入国カードを提出し、入国審査を受けました。

 あっさりとした出入国の手続きを終えて、いよいよ香港へ入領です。

 

 

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2010 広州 香港へ出発

2011-06-12 11:46:18 | 広州 花の旅

5月23日 今日は広州から香港へ列車で往復する予定です。

 

 広州は同じホテルを4連泊で予約しましたが、予約時には広州植物園以外、四泊五日の内容は殆ど考えませんでした。

 

 中国への出発間際にネットで調べると、植物園以外、広州市内に興味を引くものがなかったので、最初は桂林なども検討したのですが、スケジュール的に難しそうです。

 

 ガイドブックを詳細に読むと、広州から香港へ直行列車が出ていて、日帰りも可能なことが分かりました。

 

 香港には植物園もあるので、とりあえず第一目標を香港と定めました。

 

 とは言っても見知らぬ土地で案内ガイドも無く、自分一人で全てを行なうので、香港行き列車の切符入手は「現地に行ってから出たとこ勝負」の覚悟でした。

 

 しかし、案ずるより生むが易し、昨日、「2010 広州 交通事情」でご紹介したように、以外と簡単に、香港行き列車の切符を入手することが出来たのです。

 

 

 昨年の上海での経験が役立ったと思いますが、それでも矢張り、今日こうして香港へ行けること自体が、とっても嬉しく思え、心が躍ります。

 

 

 広州東駅始発の列車の発車時刻は8時19分発です。

 

 時間に余裕があるので今朝はゆっくり起き、シャワーを浴びて、ホテル近くの飲茶レストランで朝食を摂りました。

 

 実は、疲れた時や希望の店に入れない時などは、この店で食事をしていたので、既に店員とも顔なじみになっていました。

 

 

 ポットにスプーン一杯の花茶を入れ、カウンターの中から好きな点心を二つ選び、全部で25元(330円程度)です。

 

 

 地下鉄で広州東駅に行き、昨日と同じ荷物検査場を通り、三階の国際列車待合室へ向かいます。

 

 

 通路の途中に出国審査場があるので、審査官にパスポートと出国カードを提出しました。

 

 

 出国審査が終了した待合室には免税店がありました。

 

 そして改札が始まりましたが、発車10分前に、改札が閉まるので注意が必要だそうです。

 

 

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2010 広州 ナイトボート

2011-06-12 11:33:15 | 広州 花の旅

 

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 珠江の風にあたって、時間を潰していると、何やら空からポツリポツリと雨が降り出してきました。仕方がないのでボートの待合室とおぼしき場所に向かいます。

 

 船乗り場に近付くと、丁度一台の船が出港の準備を始めていました。

 チケット売り場の窓口で今出る船に乗れるかと聞くと(当然、運行表などを指差して、身振り、手振りで)OKとの返事。

 

 38元を払ってチケットをもらい、桟橋を走って船に乗り込みます。

 

 

 雨が降ってきたので屋根付きのテーブル席に座りました。

 

 急いだので、自分の船を写すことは出来ませんでしたが、クルージングの途中でほぼ同様の船とすれ違ったので写真に収めました。

 

 

 隅田川遊覧船とほぼ同様の規模とスタイルです。

 

 

 珠江左岸に街灯りが煌き、橋がライトアップされています。

 

 

 窓ガラスに船内照明が写し込まれ、写真は実際の印象ほど綺麗に見えませんが、雨降る夜の広州は情感たっぷりです。

 

 

 

 ところが、窓辺の四人掛けテーブルに一人で座って景色を楽しんでいると、通路を挟んだ隣の席で10代後半と思える3人の女の子達が私のテーブルに視線を向けながら、きっと多分、

 

 

 「ねえ、あそこに変な小父さんが座ってるけど、席が三つ空いてるんじゃない」

 「ここだと景色が見えないけど、あそこなら外が良く見えるわよ」

 「ねえねえ、あそこに座れっていいか、あの小父さんに聞いてみてよ」

 「いやよ、普通の人と、なんだか感じが違うもの」

 との話が聞こえてきました。

 いや、いや、中国語なので言葉は分かりませんが、内容はほぼ間違いありません。

 

 

  私は横の席のザックを床に下し、三脚も床に寝かせ、リーダ格らしい女の子に向かって手招きした後、掌を上に向け、空いている席へスライドさせました。

 

 三人は互いに顔を見合わせた後、すぐに笑顔を見せて私のテーブルに移動してきました。

 

 

 私は暫く、外の景色を眺めていましたが、彼女達の会話が途切れた頃、ガイドブックに中国語と日本語で「私は日本人です」と併記してある場所を指差して渡すと。

 

 「えー! そうなんだ」「ねえ、この小父さん、日本人なんだって」

 

 後は、彼女達が「おはようございます、ありがとうごさいます」と知ってる限りの日本語を並べ、クラスの男子にも声をかけて。あっという間に、私の周囲はこのような状況に。

 

 

 静かな夜を楽しむ予定でしたが「これもまた楽し」です。

 

 

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2010 広州 マカオへの道

2011-06-12 11:27:17 | 広州 花の旅

 天宇船乗り場でナイトボートの時間を確認することができましたが、あまり遠くへ行くわけにもいかないので、周辺でスターバックスを探すことにしました。

 

 

 なかなか見つからないので、華廈大酒店という四つ星ホテルの中にカフェを見つけて座ろうと思いましたが、よくよく我の身なりを見てみると、雨に濡れて裾の汚れたジーンズにリュックを背負っています。

 カフェの皮張りの椅子に座るのは少々気が引けて、そのまま玄関を出てしまいました。

 

 ところが、このホテルの正面玄関のすぐ横に澳門(マカオ)・珠海と行き先を掲示した大型バスが止まっているではありませんか。

 

 

 しかもその横にはCTSと表示したチケット売り場らしきものがあります。

 

 

 中に入ってみるとバスの時刻表が掲示してあり、この場所から澳門まで直通バスが出ていることが分かりました。

 始発は6:30です。これなら片道3時間かけてマカオに行っても日帰りで十分に楽しんで帰ってくることができます。

 

 更に先ほどマカオ行きのバスを確認した天河バスターミナルよりはここのほうが宿泊しているホテルにより近いのです。

 

 これで香港だけではなくマカオへも足を伸ばせる目処が付いたことになります。

 本当にラッキーでした。

 

 

 東京を出発した時は、広州の植物園以外のことは何も決めずに、出たとこ勝負で旅をこなしてきましたが、この様子ですと120点以上の旅が期待できそうです。

 

 

 スターバックスでコーヒーを味わうことは出来ませんでしたが、私は満ち足りた思いで、河岸の石のベンチに座り、少し甘みのあるペットボトルのジャスミンティーを味わいつつ、珠江を行き交う観光船を眺めながら、ぼんやりと異国の夕暮れ時の風を楽しむことにしました。

 

 

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2010 広州 ほんとに何でも食べるんだ!

2011-06-12 11:16:24 | 広州 花の旅

 予想していたほどの苦労もなく、香港行き列車の切符を手にした私は気分を良くして、今日最後の目的地、珠江ナイトボート、天宇船乗り場へと向かうことにしました。

 

 広州東駅から地下鉄1号線で「公園広場」へ、2号線に乗り換えて「海珠広場」へと向かいます。

 

 乗車時間は15分弱、交通渋滞にも全く影響されずに移動できます。「海珠広場」で地下鉄を降りて、珠江の方角へ歩を進めます。

 

 

 道は珠江を渡る海珠橋へと続き、橋からは川を行き交う船を眺めることができます。

 

 

 この時点で5時半を過ぎた頃でした。

 

 珠江ナイトボートに関してはガイドブックにこう記載されています。

 「広州の夜の観光の目玉は、市内を西から東に流れる珠江の両岸に出現する夜景で、この景観を船上から鑑賞するのが珠江ナイトボート」。

 

 多分、珠江の両岸に夜景が出現するのは8時過ぎだろうと予測しました。

 

 2時間以上の間があります、流石に足は疲労感を訴えていましたので、カメラを入れたリュックに60センチ以上もある三脚を抱え、ホテルに戻って再度出直す気にはなれません。

 

 とりあえず、船乗り場まで行って、乗れそうなナイトボートの出航時刻を調べようと、歩を進めたそのとき、歩道の左手に海鮮料理の店を見つけました。

 

 

 この店ではどうやら客が自分で材料を選んで調理してもらう方式のようです。

 

 歩道に迫出したテーブルでは数組の客が既にワイン片手に食事を楽しんでいます。

 

 とりあえず市場のように魚を展示している店の中を、くるりと歩いてみました。

 

 

 大きなあわびが388元、考えてみれば換算で5000円程度ですから日本に比べれば安いものですが、地下鉄料金の2元、3元という金銭感覚に慣れてしまっていたので、その時は「おお高い!」と感じてしまったことを覚えています。   

 

 

 蟹、ワニ、蛇の頭を漬け込んだ酒、そして何と、品札に水蛇と記載されたガラスのケースの中では本当に生きた蛇が身をよじっていたのです。

 

 

 

 

 さすがの私も、これには少々食欲を削がれた思いが致しました。

 

 何れにしても、ナイトボートがディナー付きだとすれば、今ここで食事を摂る訳にはいきません。

 

 変則的な時間に食事をしたので空腹でもなかったのです。

 

 

 船乗り場に着いて出航時刻を調べると、7時半頃から8時頃にかけて幾つかの便があることが確認できました。

 

 窓口はまだ閉まっていて人影はありません。

 

 

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2010 広州 交通事情

2011-06-12 11:04:45 | 広州 花の旅

 華南植物園からバスで天河バスターミナルまで戻ってきました。

 交通プリペイドカードがあるので、小銭の心配は全くいりません。

 タクシーのように運転手に行く先を告げる必要もないので、よっぽど気が楽です。

 

 

 

 駅前で吉野家のような店に入り、遅い昼食を摂ることにしました。

 

 

薄めのスープで煮込んだ牛肉を、野菜と一緒にご飯に盛り付け、スープが付いて20元(260円程度)です。お腹一杯になりました。

 

 

 実は、天河バスターミナルでは食事意外に別の目的もありました。

 今回の旅行に持参したガイドブックに天河バスターミナルから所要時間3時間、料金70元でマカオ行き直行高速バスが出ていると記載されていたのです。

 今日はそのことを確認しておこうと考えていました。

 バスセンターらしき建物に入り、壁を眺めますと、ありました。

 

 

 行政特区 澳門 料金69元 07:40 08:10などの記載がある掲示板を見つけました。

 しかし、切符売り場とおぼしき窓口は閉鎖されています。

 どうやって乗るのだろう?と一抹の不安を抱きながらも、ともかくここからマカオ行きのバスが出ていることだけは確認することができました

 

 次に、地下鉄で広州東駅へ移動します。

 

 

 広州東駅からは香港行き直通列車が毎日11往復運行されているとガイドブックに記載されていたので、それを確認することが目的です。

 しかし、北京や上海などへ向かう長距離列車の切符の販売窓口は見つかるのですが、いくら探しても、香港行きの窓口は見当たりません。

 そのうちに、私とほぼ同様の場所を、何かを探す素振りで歩き回っていたチャイナドレスの婦人が駅員に何かを尋ね、頷きながら荷物検査場の中に入っていくのが見えました。

 もう少し様子を伺うと、検査場で切符やパスポートを提示している様子はありません。

 

 よし、入って見よう。

 

 

 中に入ると、ありました!香港行きを意味する、広九車の文字が記載された掲示板。

 

 

 

 そして私はここで、明日23日の広州東駅08:19発 香港行き、香港19:24発 広州東駅行きの往復列車指定券を見事に確保したのです。

 

 料金は一等車往復で380元(5000円程度)でした。

 

 昨年上海で南京行きの列車の切符を手にした時も嬉しかったのですが、今回も負けず劣らずの喜びが湧き上がってきました。

 

 下の写真がその往復切符です。いよいよ明日は香港です。

 

 

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2010 広州 マンゴーの並木道

2011-06-12 00:08:14 | 広州 花の旅

 華南植物園の中の姜園の横には川が流れていて、そこには立派な橋が架かっていました。

 この橋を渡ると竹園です。

 

 

 竹園の中には大きな池があり小船が浮かんでいました。

 

 

 いつもならば、竹園も一巡りするのですが、今回は竹園を周囲から眺めるだけに留めました。

 このとき既に時計は午後2時。

 ここまで時間が勿体ないので、昼食を摂ることもなく、園内を歩き回っていたのです。

 

 流石に足に疲労を覚え始めましたので、出口の方向へ向かうことにしました。

 といっても、こんな光景が目の前に続いておりますので結構な距離がありそうです。

 

 

 途中で何度か、掲示してある地図を確かめながら歩いて行きますと、素敵な雰囲気の並木道に出会いました。

 その横に「扁桃路」との掲示があります。

 帰国してから調べると「扁桃」とはマンゴーのことだと分かったのです。

 

 

 マンゴーってこんなに背の高い木だったんですね! 

 

 

 果実から、勝手にバナナ程度の樹木のイメージを持っていたのですが、ちょっとびっくりです。

 そして、このマンゴーの並木道も結構な距離があります。

 

 

 その他にも出口までには、数種類の木々の並木を抜け、

 

 

  視界の開けた芝生広場や

 

 

 中華風デザインの橋を渡り、

 

 

 いかにも南国らしい植物園の風景を十分に満喫した後、6時間に及ぶ華南植物園の探訪を終えることにしました。

 

 

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