名古屋へ来たら、寄らずには済ませられないのが東山動植物園です。
10年ほど前に、ホームページ「PAPYRSU」を立ち上げ、最初は隔週、数年前からは週毎に、HPに新しい花の写真をアップし続けています。
その為に、冬になると各地の温室を訪ね始めました。
名古屋市東山植物園も今回が何度目か分からないほど、お世話になってきました。
今回の旅は梅がテーマですが、東山植物園にも寄って、フィルムカメラに三脚を据え、温室で熱帯植物の花などを撮影してきました。
メキシコ原産の「ユーパトリューム ソルディドゥム」(左の写真)など、興味深い花に出会えるのも、温室ならではです。
勿論、温室だけでなく、梅林や椿園などにも足を運びました。
梅林は谷の中にある為、梅の開花が遅れているようで、陽当りの良い所で紅梅かろうじて咲き始めていました。
椿は品種によって、枝一杯に花を咲かせ、来園者の目を楽しませています。
福寿草の花が武家屋敷門の前で陽を浴びていました。
福寿草や節分草など、早春の花を見ると「また今年も春が来たな~」と無条件で嬉しくなります。
今回の旅は目的地をリストして凡その計画は考えました。
しかし今は全くの自由の身、何時までに出社しなければという時間の束縛はありません。
時間を気にせず、気が済むまで東山植物園を楽しみました。
そうです、私は今「待ってました定年」の真っ最中なのです。
ディオゲネスの樽のように、今の私には車に寝具一式を積んだホンダフィットがあればそれだけで十分。
(嘘ですよ、私はまだそこまで悟りきってはいません。)
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