豫園で予定時間を少々オーバーしたのと、豫園辺りは地下鉄の便利が悪いので、上海市街としては初めてタクシーを使いましたが、それでも料金は14元程度ですからほんとに安いものです。
運転手に地図を示すために助手席に乗りましたが、上海では地元の人達もよく助手席に乗っていました。
JTBはオークラガーデンホテル上海の二階にあります。
案の定、この時間、JTBは空いていました。
カウンターで「南京植物園に行きたいので鉄道の切符を手配してもらえないか」と頼んでみましたが、そのようなサービスはしていないとの返事でした。
上海へ行くツアーも無いとのことです。
逆に、日帰り蘇州ツアーを勧められました。
結局、自分で切符を手に入れる以外に、方法はなさそうです。
しかも、何と!「中国では明日の5月1日から3日までが連休だから、列車は相当に混んでいるはずだ」との話でした。
「まー、やれるだけやってみよう」と決意して、再度上海駅へと向かいました。
そして、上海駅で再び、自動販売機の前に並びました。
販売機は路線別に18台が設置されています。
上海方面への販売機は左側から順に数台が該当します。
同じグループが一緒に並んでいる為か、以外と早く順番が回ってきました。
前の人のやり方を見ていたのと、販売機の操作方法が壁のビデオに写し出されたのを確認していたため、操作はスムーズでしたが、5月1日の南京行きの列車は14時ごろまで満席だったのです。
仕方ないので再度、販売機を操作して5月2日の列車を調べると、上海発7:25 鄭州行き「和諧号」 南京着9:37に空席があり、また帰りは南京発17:23 上海行き「和諧号」 上海着19:33の一等座に空きがあったので、何とか画面内容を判断して、切符を購入することができました。
もっとも、南京発の列車の切符を購入する際には、漢字ばかりの5~6行の文章が表示されて、その下に「是」「否」のボタンが示され、意味も分らず思案していると、後ろから大学生らしき若者が You will com back to Shanghai? (上海に戻ってくるの?)と聞いてくれたので Yes ! と答えると、後ろから手を伸ばして「是」を押してくれたのです。
ちなみに上海、南京間約300Kmの新幹線、 行きの料金は二等座93元 約1400円、帰りは一等座112元 約1700円でした。