広州東駅を出発して香港ホンハム駅までは2時間弱。
入国審査を終え、まず最初に帰りの列車を確認しました。
「もしも」のことを想定し、夫々の対策を考えてはありますが、できることなら面倒は避けたい。
帰り列車の切符は手元にあるので、発車時間の1時間前には出国手続きを済ませたいと思いました。
計算すると、香港で使える時間は約8時間です。
本当は夜景も楽しみたかったのですが、今回はお預けです。
何と言っても安全第一。
駅を出て、周囲の風景を確認し、ガイドブックの地図と照合します。
北に山が見えます。南はビル。
地図と合致します。
地下鉄駅へは西に向かって進めば良いはずです。
この時にタクシーを使うことなど、全く念頭にありませんでした。
どこへ行っても、可能な限り自分の目と足で街を歩き廻ることにしています。
そしてそのやり方が、楽しい旅の思い出をもたらしてくれるのです。
駅ビルから西へ伸びる遊歩道を歩き始めました。
左手は、香港島へ続く海底トンネルの入り口のようです。
これも地図に合致します。
初めての土地で慎重になっていたのでしょう、位置を確認するメモ代わりに、デジカメのシャッター回数が多くなります。
万が一道に迷ったら、デジカメの画像を見直せば現在地を確認することができます。
遊歩道を地上に降りると、繁華街に入りました。
多分、尖沙咀(チムサアチョイ)でしょう。
日本料理の看板を目にしました。
街中の食堂で肉団子ソバの昼食後、地下鉄の駅で「オクトパス」を入手しました。
「オクトパス」は一度手に入れたら何処へでも自由に行けるので、またの名を「香港のどこでもドア」、これさえあれば地下鉄、バス、トラムなどが、乗り放題です。
さてと、地下鉄の尖沙咀駅から香港島へ向けて出発進行です。
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