羽花山人日記

徒然なるままに

長嶋茂雄

2021-07-24 20:21:01 | 日記

昨夜は,オリンピックの開会式を,テレビで最後まで見てしまった。お金をかけた派手な演出だったが,その割に実がないように感じたのは,わたしの偏見だろうか。

開会式でわたしにとってのサプライズは長嶋茂雄さんの登場だった。わたしは,心ひそかに彼を不倶戴天の敵であると考えていた。それは‐------。

学生時代,下宿が神宮球場の近くだったので,6大学野球の応援によく出かけた。当時の立教大学は,砂押監督の下,長嶋,杉浦,本屋敷の3枚看板で向かうところ敵なしであった。わが校の選手が三塁ゴロを打つと,長嶋選手は片手で軽くさばいてスナップスローで軽々とアウトにした。彼が三塁ゴロを打つと,わがチームの三塁手は必死でそれを受けて,全力で一塁に投げ,辛うじてアウトにした。憎らしいくらいだった。(憂さ晴らしに言えば,立教以外の5大学で,彼にホームランを許さなかったのは,わが校だけである。)

Bingよりダウンロード。

もうひとつ;わたしの高校同期生の期待の星,巨人軍の三塁手を勤めていた土屋正孝君のポジションを,入団した彼が奪ったことである。

とはいえ,やはり長嶋茂雄さんが,同世代のスターであることには抗し難かった。その彼が,あのような姿で登場するとは,わたしには無残に思え,残念だった。ミスターはやっぱり颯爽とした姿がミスターである。

ともあれ,オリンピックは始まってしまった。すぐ中止して欲しいと思っている人は多いだろう。わたしもその一人だ。しかし,こうなった以上事なく終わって欲しい。そして,事があればすぐに引き返すことを決断して欲しい。

コメント (3)
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