博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

はやぶさ2の長い旅

2020年07月22日 | 宇宙開発・天文

 毎日新聞の報道によりますと、JAXA宇宙航空研究開発機構の小惑星リュウグウ探査機「はやぶさ2」は12月の地球帰還後、リュウグウのサンプルを収めたカプセルを地球に投下した後に、新たな小惑星へ旅立つそうです。はやぶさ2は2014年12月3日に種子島宇宙センターを出発し3年半かけてリュウグウに到達し1年半に及ぶ科学探査の後に、昨年11月に地球への帰還を開始していました。12月の地球帰還時にも「はやぶさ2」にはイオンエンジンの燃料が半分以上残っているそうで、それを使って新たな旅に出るそうです。新たな目的地は、平均直径30~40メートルの「2001AV43」と「1998KY26」の二つの小型小惑星で、9月に行きやすい方を目的地に決めるのだそうで、前者の場合は金星付近を、後者の場合はさらに別の小惑星付近を通過する予定で、それぞれをカメラなどで観測することを検討しているそうです。どちらにしても到着は早くても2029年の年末か2031年の7月だそうで、十年に及ぶ長い旅になるそうです。なんとも壮大な計画で心躍るものがあります。

 上の写真は2018年6月に「はやぶさ2」が撮影したリュウグウの写真です。JAXA様のホームページから引用させていただきました。こちらです。⇒ http://www.hayabusa2.jaxa.jp/galleries/ryugu/


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