朝日新聞の報道によれば、米国の戦後の代表的なジャーナリストであり、米CBSテレビの人気ニュースキャスターだったウォルター・クロンカイト氏が17日、脳疾患のため死去されたそうです(92歳)。ノルマンディー上陸作戦などの取材に始まり、ケネディ大統領暗殺事件の報道やベトナム戦争報道で有名になりました。ベトナム反戦を訴えていたことは記憶されています。50年以上前にもう米マスコミの大御所だった方です。まだ存命だったとは。
ソースです ⇒http://www.asahi.com/obituaries/update/0718/TKY200907180107.html
クロンカイト氏は番組の終わりを「では、今日はこんなところです」(That's the way it is.)という言葉で締めていたことでも有名です。昨年11月に死去されたジャーナリストの筑紫哲也さんも、TBSのニュース番組News23の終了をこの言葉で締めていました。私の知人で、筑紫さんのこの締めの言葉がどうも好きになれないという感想を持った方がいました。理由は特に聞かなかったのですが、今その理由を考えてみると、種々のその日の出来事、無数の人々に関わる事故や悲劇や犯罪といった出来事がその言葉一つで終わってしまうというあせりのような気持ちになるのかもしれません。
しかし出来事を伝えることが仕事のキャスターにとっては、どこかで無数の事象を「締めないと」どうにもならない、次の仕事に進めないというのが現実だったのだろうと思います。
ソースです ⇒http://www.asahi.com/obituaries/update/0718/TKY200907180107.html
クロンカイト氏は番組の終わりを「では、今日はこんなところです」(That's the way it is.)という言葉で締めていたことでも有名です。昨年11月に死去されたジャーナリストの筑紫哲也さんも、TBSのニュース番組News23の終了をこの言葉で締めていました。私の知人で、筑紫さんのこの締めの言葉がどうも好きになれないという感想を持った方がいました。理由は特に聞かなかったのですが、今その理由を考えてみると、種々のその日の出来事、無数の人々に関わる事故や悲劇や犯罪といった出来事がその言葉一つで終わってしまうというあせりのような気持ちになるのかもしれません。
しかし出来事を伝えることが仕事のキャスターにとっては、どこかで無数の事象を「締めないと」どうにもならない、次の仕事に進めないというのが現実だったのだろうと思います。