さあさあ後1ケ月ほどで、今世紀最も明るくなる、
なっ、ななんと「マイナス10等級も?」と言われている
「アイソン彗星」がやってくる。
アイソン彗星が甲子園のカクテルライトとしたら
かのハレー彗星なんぞ、マッチすったレベルやね!
えっ、判り難い?
じゃあ、アイソン彗星があやにゃんの笑顔としたら
かのハレー彗星なんてマイルドフラッシュレベルやね!
ってもっと判らん??
とにかくとんでもない明るいさになるちゅー事です。
彗星は点ではなく面、しかも明け方や夕方の太陽近くに見えるので、
恒星や惑星のマイナス10等級と比べてはいけないんだけど
全天で一番明るい恒星のシリウスでさえマイナス1.47等級やからね、
若しアイソンシンボリが凱旋門賞に出走したらブッチ切り勝利間違いなし!
だいたい11月中旬くらいから明るく見え始め
近日点通過の11月29日頃が一番明るくなると予想されている。
ただ、時間帯は未明の5時半から6時頃、
彗星は太陽に近づく程明るく光るんだけど、
当然太陽に近い分、夜明け直前まで現われないんですな。
12月半ばからは今度は夕方の空に見える、
予定なんだけど、アイソン彗星は太陽にかなり近づく「サングレイザー」なので、
ひょっとしてバラバラになったり、場合によっては蒸発しちゃう?って可能性も。
だから、我慢して11月中に朝早く起きて観測しておく事をお奨めしたい。
と、ここまで散々煽って来たけど、
「巨大彗星はマスコミで騒がれるとあんまり明るくならない」
ってジンクスがある。
実は今年もうひとつ、バンスターズ彗星が「春にもマイナス3等級」って予想されていて、
このブログでの紹介したけど実際にはプラス2等級レベルと尻すぼみに終わった。
アイソン彗星も当初の予想よりも明るくなっていないって情報もあり、
「マイナス3等級~プラス1等級レベル」って下方修正されつつあるんだけど。
そう言えば、きっどさんが天文ファンになるきっかけとなった
コホーテク彗星は「満月ほどの明るさになる!」っていう前評判を完全に裏切って
「誤報テク彗星」なんて揶揄されてもうたんだけど。
そんなこんなを含めて、今からワクワクが止まらない!
ミポリンもびっくりだ!