1979年(昭和54年)の噴火の時のニュースを良く覚えてる。
「死火山だった木曽の御嶽山が噴火!火山って何が起こるか判らない」
てな論調だったように思う。
勝手に「死火山」って決め付けていただけなんだけどね。
で前々から「じゃあ二上山・屯鶴峯は大丈夫なんかい?」と疑問を呈してるんだけど、
あれは流石にもう噴火しないらしい。
でも昔は木曽の御嶽山も噴火しないって断言してたんだけどね。
現時点で心配停止31人、行方不明43人と相当大きな被害が出ている。
今回「予知が出来なかったのか?」との声が出ているけど、
1979年は予知どころか、「二度と噴火しない」と断定していたのに、
今回ほど被害が出なかったのは何故なんだろう?
10月28日は3000m級の高山では既にシーズンオフの時期、
麓ではまだまだ暑いけど、御嶽山では現在が正にトップシーズンで登山客が多かったのか?
それとも噴火した場所が、火砕流方向、風向きが登山道を直撃する最悪の方角だったとか?
「柔道一直線」で桜木先輩の相手役を務めた、吉沢京子のオフィシャルブログ「京のつれづれ」に
噴火が起こった反対側から『噴火前日の夕方の雲』の写真が掲載され、
それが「前兆現象ではないか?」と話題になっている。
(吉沢京子自身が言ってる訳ではない)
地震の前とかも「地震雲が出た」やら、「変な閃光が」やら、「動物が騒いだ」やら、
言い出す輩が出てくるんだけど、
じゃあ、地震雲が出て、変な閃光があって、動物が騒いで、
翌日、何も起こらなかった事って無かったのか?
いや反対に殆どの場合、な~んにも起こっていない筈。
ブログやFacebookにもよくそんな写真が載せられるし、きっどさんも過去にUpしたかも知れない。
しかし、きっどさんが見た限りでは翌日何か起こったって事は一度も無い。
つまり、何か因果関係があるのかも知れないけど、残念ながら現時点では「たまたま」でしかない。
夜に飼い犬がえらい鳴いていたら、近所に怪しい奴が潜んでいるか、ワンちゃんの病気を心配した方が、可能性が高い。