《解説編》意味がわかると怖い話２６０８ 「ノック音？」

『コンコン…』
ノックの音では無い。
五寸釘を打つ音…
要は呪いをかける「丑の刻参り」をしているのである。

『誰かいる？ 』
しきりと誰かが居るか気にしているのは、世間体だけではない。
丑の刻参りを他人に見られると、参っていた人物に呪いが跳ね返って来ると言われるからである。

そして若し見られたら、目撃者を殺してしまわないとならない。


『 コン！！！コンッ！！！コンッッッッ！！！
「ひっ…！」
…なんだ…いたの？ 』

そして、最後
怨みをこめて力の限り釘を打ち込むと近くで声が、
見られたら殺す、

彼女はもっていた鈍器で相手を殴る、
目を潰す為に顔を集中的に、、、

『きっともうすぐ… 』

は、殺した相手がこんなに早くニュースになったんだから、
呪いをかけた相手もそのうちニュースになるわ…という意味であった。

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