ことの発端は、ある研究者から掛けられた一本の電話だった。
『ウチの研究所の博士が行方不明になりました』
久々の我が探偵事務所への仕事依頼だったので、殺人事件か、と期待していたのだが、ただの人探しか。
電話の主は、世間一般で狂人にして天才と名高い、"マッド"博士の助手だった。
その博士は人体解析学の権威であるが名前通りのマッドサイエンティストで、自身の体を使ってよく実験を行うらしい。
しかし彼の才能は圧倒的に抜きん出ていて、博士曰く「暇潰しにやった」という研究は幾多の賞を授与しており、莫大な研究資金を保有していた。
もし博士を発見することができれば、報酬は期待できるだろうな。
私はすぐさまマッド博士の管理する研究所へと向かった。
マッド博士の研究室に案内される間に、助手から色々と話を聞いた。
まず、なぜ警察を頼らずに探偵を呼んだのか。
どうやら博士は、彼の身体を使ってではあるが結構非合法な実験をやっていたらしく、あまり表沙汰にしたくない、とのことだ。
次に失踪前の博士の様子。
助手の目から見てかなりソワソワしていたらしく、「長年の夢が~」とか「人類の限界を~」とか言っていたらしい。難しい部分は覚えていない。
博士の部屋内は失踪してからの状態から何も動かしてないらしいので、その点は心配する必要はなさそうだ。
数分ほど話している内に、博士の部屋の前に到着した。
助手は博士の知り合いにも話を伺うため、席を外した。
さて、それでは狂人"マッド"博士の魔窟へと入らせてもらいますか。
そんなことを考えながら扉を開けた私は、顔が引きつった。
部屋の内装が完全に白で統一されている。
床、壁、天井、デスク、筆記具、本棚、書物、研究機材、その他諸々。
唯一ある窓からは景色を遮断する白塗りのコンクリート塀しか見えない。
デスクの上に残された、まだ暖かいコーヒーだけが白以外を成し得ている……と言うべきか。
見ているだけで気が狂いそうだ。
取り敢えず手当たり次第に調べてみよう。
デスクの上には博士手書きであろう研究書が残されている。
「リン酸カルシウムとエナメル質の気化条件が」云々……駄目だ、全然理解できない。
隣に参考書(ご丁寧に白いブックカバーが被せられている)も置かれていたが、六法並に分厚く読む気がしない。
それにしてもこの部屋、なんか湿っぽい気がする。なぜだか身体中ベタつくし。
仕方ない、少し窓を開けるか。
ん、部屋の奥にシャワールームのような個室があるな。
ちょうどいい、少し身体を流すか。
個室の傍にある白いカゴには、博士の物であろう衣服と白衣が入れられている。
個室の扉を開けると、さらに室内の湿度が上昇した。
なんだ、これが原因か。換気くらいすればいいだろうに。
服を脱いで中に入ると、天井には無数の小さな穴が開いていた。おそらくシャワーの代わりだろう。
えっと、水を出すには……このボタンかな。
ポチッとな。
『ガチャ』
「探偵さん、調査の方はどうでしょうか……って、あれ……?」
『ウチの研究所の博士が行方不明になりました』
久々の我が探偵事務所への仕事依頼だったので、殺人事件か、と期待していたのだが、ただの人探しか。
電話の主は、世間一般で狂人にして天才と名高い、"マッド"博士の助手だった。
その博士は人体解析学の権威であるが名前通りのマッドサイエンティストで、自身の体を使ってよく実験を行うらしい。
しかし彼の才能は圧倒的に抜きん出ていて、博士曰く「暇潰しにやった」という研究は幾多の賞を授与しており、莫大な研究資金を保有していた。
もし博士を発見することができれば、報酬は期待できるだろうな。
私はすぐさまマッド博士の管理する研究所へと向かった。
マッド博士の研究室に案内される間に、助手から色々と話を聞いた。
まず、なぜ警察を頼らずに探偵を呼んだのか。
どうやら博士は、彼の身体を使ってではあるが結構非合法な実験をやっていたらしく、あまり表沙汰にしたくない、とのことだ。
次に失踪前の博士の様子。
助手の目から見てかなりソワソワしていたらしく、「長年の夢が~」とか「人類の限界を~」とか言っていたらしい。難しい部分は覚えていない。
博士の部屋内は失踪してからの状態から何も動かしてないらしいので、その点は心配する必要はなさそうだ。
数分ほど話している内に、博士の部屋の前に到着した。
助手は博士の知り合いにも話を伺うため、席を外した。
さて、それでは狂人"マッド"博士の魔窟へと入らせてもらいますか。
そんなことを考えながら扉を開けた私は、顔が引きつった。
部屋の内装が完全に白で統一されている。
床、壁、天井、デスク、筆記具、本棚、書物、研究機材、その他諸々。
唯一ある窓からは景色を遮断する白塗りのコンクリート塀しか見えない。
デスクの上に残された、まだ暖かいコーヒーだけが白以外を成し得ている……と言うべきか。
見ているだけで気が狂いそうだ。
取り敢えず手当たり次第に調べてみよう。
デスクの上には博士手書きであろう研究書が残されている。
「リン酸カルシウムとエナメル質の気化条件が」云々……駄目だ、全然理解できない。
隣に参考書(ご丁寧に白いブックカバーが被せられている)も置かれていたが、六法並に分厚く読む気がしない。
それにしてもこの部屋、なんか湿っぽい気がする。なぜだか身体中ベタつくし。
仕方ない、少し窓を開けるか。
ん、部屋の奥にシャワールームのような個室があるな。
ちょうどいい、少し身体を流すか。
個室の傍にある白いカゴには、博士の物であろう衣服と白衣が入れられている。
個室の扉を開けると、さらに室内の湿度が上昇した。
なんだ、これが原因か。換気くらいすればいいだろうに。
服を脱いで中に入ると、天井には無数の小さな穴が開いていた。おそらくシャワーの代わりだろう。
えっと、水を出すには……このボタンかな。
ポチッとな。
『ガチャ』
「探偵さん、調査の方はどうでしょうか……って、あれ……?」
WOWOWでやってた「映画 賭ケグルイ」観た。

ブームの宮沢さんとこの子、やっぱりお父さんによう似たはるわー、
だいぶでかいけど。
矢本悠馬はやっぱりこうじゃないと。

しっかし池田エライザはいつまで「特別出演」なんやろ?
続編作る気満々のラスト。
まずはテレビのシーズン3を挟んで映画のパート2て感じかな?
ラストは当然、生徒会長との一騎討ちやろうけど、
それでもまだ池田エライザは「特別出演」かな?
#賭ケグルイ #浜辺美波 #宮澤氷魚 #池田エライザ #賭グルイましょ~