[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

保存鉄道巡り (英国通信18)

2017-05-31 19:37:56 | [jp] 旅行

North Pennine山地の保存鉄道を2箇所訪問した。

一つ目はAlstonにあるSouth Tynedale Railway。Tyne川沿いのHaltwhistleから山間のAlstonまでの路線の廃線敷に2ftナローの線路を敷いて、蒸機列車を運行している。現在運行しているのはAlstonから5km程の区間。 

https://www.south-tynedale-railway.org.uk/

Alston駅の信号所。 

訪問日の 運行機。0-6-0サドルタンクのHarrogate。 

 駅終端。 

 機回し中。

 給水中。

 

駅構内。元々標準軌だったので、ナローにしては広々としている。ホーム屋根を建築中。信号所に入らせてくれたので、そこから発車シーンの動画を撮らせてもらった。 

 

移動中に立ち寄った、有名なSettle-Carlisle線のAppleby駅。

 

西海岸ルートの最大手London & North Western Railwayに対抗するため、Midland Railwayが山間部を通る独自路線をCarlisleまで建設。大統合、国有化後にSettle以北が支線に格下げされ、1980年代に廃止されかけたが、風光明媚な路線の存続を願う沿線住民+鉄の運動により復活。頻繁に蒸機臨時列車が運行されている。

 

2つ目のEden Valley Railway。かのStockton & Darlington RailwayがPennine山地を抜けて西海岸に至る路線を志し、Penrithまで建設。廃線後、Warcup付近の廃線跡を借りて、気動車を運転している。 

https://www.evr-cumbria.org.uk/index.html

Class 205 電気式DMU。昔ロンドン郊外の非電化支線で乗った事がある。昔の漁船のようなポンポンという排気音が特徴。

運転室に入らせてもらった。電気式なので、制御器はマスコン。バッテリがヘタっていて、途中でエンジンが止まると再起動できないかも、と言っていた。 

車内。昔のMk1電車と同じ造りで、ボックス毎にドアがある。嫁が売店で引き取ってきた熊とご乗車。 

入換え中のロッド式ディーゼル機。他にもレストア中?の廃車が多数。 

 

北Pennine山地の様子。なだらかな山地の頂まで草原が広がるが、谷間が深く切れ込んでいて、道路は急坂とヘアピンの連続。腕が疲れる。

 

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続 キングスホビー N鋼製客車キット組立

2017-05-29 19:56:36 | [jp] 鉄道模型 日本型N

製作中の10両のハンダ付け工程が大体終わった。

マロネフ29 1~ & 11~。奥の1~はキングス初期製品のロストワックス妻板仕様で、熱容量の大きい部品のハンダ付けに苦労していたが、炭素棒を使う様になってからは、サクサク作業出来る様になった。手前の11~はプラ床板&妻板仕様。

「桜」用スハフ35250と、「富士」用スシ37740。

スハネ30x2。プラ屋根の削り合わせ中。キングスのキットは基本良く合うのだが、車端の絞りが屋根と合わず、毎回摺り合わせが必要になる。

「富士」用スハ33000x2。屋根板の摺り合わせ中。プラ屋根仕様に移行する前に一時期発売されていた、プレス屋根+エッチング妻板仕様。これも基本良く合うのだが、車端の絞りは側板の方を屋根に合わせることにした。説明書通りに側扉を妻板の内側に密着させると、側扉が上から見てハの字に開いてしまうので、隙間を空けることにした。

そう言えば、英国の客車の扉は外開きだが、日本の客車は内開き。住宅の玄関扉はその逆。何でだろう?

スイテ37000、マイテ3921。マイテの方は展望デッキ側の妻櫛桁パーツを日本に置いてきてしまい、ここで中断。

二重屋根の組立中。キングスのキットは基本良く合うが、旧仕様キットの明り窓パーツの幅、長さが屋根パーツと合わず、いつも明り窓の方を削り合わせている。プラ床板仕様になってから、明り窓パーツが屋根にしっくり嵌る寸法になり、下屋根の高さを決める舌も付いて、組み易くなった。

 中村精密(MODEMO)の二重屋根はスハ32用を全車種に流用していて、側窓と明り窓のピッチが合わないのが難点だったが、キングスが車種毎に明り窓を作り分けられる屋根パーツを出してくれたので、嬉しくなって単品パーツを大量に買い込んでしまった。

こいつらを組み終えたら、大型木製客車キットに取り掛かる予定だが、細かい仕事が続いたので、他の仕掛品に浮気するかも。

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キングスホビー N鋼製客車キット組立

2017-05-01 19:26:01 | [jp] 鉄道模型 日本型N

先週、急に日本出張することになり、慌てて航空券を手配したが、帰りがGWに掛かるため空席が全く無く、一時は出張延期を考えた。KLMの仁川、Amsterdam経由ならあるよ、と言われたが、この時期にソウルに行ったりして、刈上げデブが無慈悲な指令を出したら生還は期し難いので、全力で拒否。28日から運行されるFinnairの福岡―Helsinki便に空席があったので、それで帰ることに。何かとHelsinkiに縁がある。

博多駅のポポに行ってみたら、鉄コレ名鉄6000系4両が売れ残っていて、これは小生が引き取るしかないと、お買い上げ。蒲郡線2両は残念ながら無かった。

 

キングスホビー N鋼製客車キットの進捗状況。 大型二重屋根客車編成に取り憑かれてしまい、キットが出る度に、待ってました、と購入していたが、途中で組む暇が無くなり長期間積んであった。

 

10両の側構体工程が出張前に完了し、出張前に3両の内妻仕切が付いていたが、この週末に更に2両に取付。空き時間に次工程で付ける側扉をせっせと作り溜め。同じ作業を連続してやった方が習熟度が上がり効率が良いことを仕事で覚え、実際にやってみたらその通りだった。

1枚目上から、

・マロネフ29 11~ 初代「あさかぜ」用

・マロネフ29 1~ 同、予備車

・スハ33000 「富士」用三等座席車

・スハネ30000 用途未定 KATOから製品化されたが、原形として組んで戦前の編成に組み込むことにする。

・スシ37740 「富士」用食堂車 (「燕」用は過去に構体完成、塗装済)

2枚目上から、

・マイテ3921 青大将「つばめ」用一等展望車 KATOから製品化されたが、折角だから組むことにする。

・スイテ37000 「富士」用一等展望車

・スハ33000 「富士」用三等座席車

・スハフ35250 「桜」用三等緩急車 編成を組むのに2両必要だが、1両しか入手出来ず。

・スハネ30000 用途未定

二等、三等座席車はModemo製品を充当。旧中村精密の板キットもまだ各種温存している。

 

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