前回に続いて、模型のことを書きます。
下回りの加工内容
駆動メカはJouefオリジナルのままで、分解清掃のみ実施。棒型モータで中央2軸のみ伝動、伝動軸は全輪ゴムタイヤ付。前所有者がゴテゴテ追加したウエイトはバッサリ撤去。
分解したついでにDCCデコーダ搭載。英国Hornbyの安売り品。前照灯点灯のため、ウエイト上面にFunction線の接点を取付。
先台車は、前所有者が追加したフランジをこする集電ブラシが強すぎたので撤去し、車輪裏面をこするリン青銅線ブラシを追加。軸端に付けてある運転士ステップは、パーツが1個欠落していたので、残り3個を撤去。排障器も1個欠落していたので撤去。
先台車取付腕を前に伸ばして、欧州ループカプラを引掛ける爪が設けられていたが、切り落として、国鉄客車と連結するためにMagnematicカプラを先台車マウント。端梁のカプラと干渉する部位を切り欠き。
上回りの加工内容(大したことはしてません)
元のナンバプレート、SNCFロゴ、製造所銘板のモールドを削り取り、傷や凹みをパテ埋め。パーティングラインも除去。製造所銘板は残しておくべきだったと後悔。
津軽のガレキ屋さんに特注したエッチングのED58ナンバプレートを接着。
前照灯は風防ガラスと一体成型されたレンズを撤去し、代わりに3mm径砲弾型電球色LEDを直取付。光漏れ防止のため、ライトケース一帯を銀色塗装。配線は屋根裏に接点を取付。LED直付けのため、文字通り直視できない程の激光。目眩ましの投光器に使えそう。
全体をぶどう色2号に塗装後、飾り帯、丸窓縁をステンレスシルバー塗装。ナンバプレートを磨き出し、区名札差しを接着。懐かしの米原区所属にした。
結構違和感ない車に仕上がってしまい、インパクトに欠けるかな。丸窓と足回りが個性を主張しているが、丸窓はDF91の前例あるし。
発表日までに牽引する旧客を整備しなければ。