先週は大雪で、住宅地内の道路は除雪してもらえないため、アパートから表通りに出るまでの坂道を登れない車が続出。こんなこともあろうかと、小生はインプレッサに乗ってるので難無く登り切ったが、FF車に乗ってる人は出勤できなかったらしい。主要道路は市が塩を大量に撒いているので凍結しないが、窓が塩水ですぐに汚れる。
以前買ったHornbyのRoyal Train客車を引っ張り出して、手を加えてみた。
Railroadブランドの廉価版製品をベースにしている様で、ディテールの省略が多かったりするが、編成を組んで走らせてしまえば気にならない。Mk3客車は窓ガラスがはめ込みになっているが、両端のMk2合造車は窓セルを裏から当てただけでプラの肉厚丸見えだったので、はめ込みに改造。
最初の1両は、窓ガラスを1.0mmPET板から切り出してはめ込んでみたが、小窓が多くて手間が掛かり杉。
2両目は、South East Finecastのバキューム成形パーツで手軽に済ませてみた。大窓だけでもPETはめ込みにしようかな、と思う今日この頃。
製品のフックカプラでは連結面間が広すぎるので、Keen Systemsの伸縮カプラキットに交換。
床板にはめ込むため、ベース部品の両側を0.9mmずつ切除。
Mk2客車の方は、床板に角穴を開けて、床上面と面一になる様に接着。台車のカプラをザックリ切り落とし、伸縮パーツと当たる部分を切り込み。
Mk3客車の方は、床下面にそのまま接着。
改造前。
改造後。
(補足) 改造前写真に写っているMk3寝台車だが、座席車と同様に床下に直付けで行けると思ったが、罠が仕掛けられていた。
まず、床板の高さが座席車より低いことが発覚。埋め込むしか無いので床板を外そうとしたが、これがどうしても外れない。ネットで探ったら、寝台車は旧Lima系の型を使っていて、屋根から外す必要があると。
屋根は窓ガラスと一体の透明スチロールモールドで、Limaのオリ急客車で苦労させられた思い出が蘇った。ただでさえ脆い透明スチロールを折れやすい形に成型していて、無傷で分解するのは無理と判断し、思い切って窓ガラスを押し込んで、分離成功。3カ所折ってしまったが、覚悟の上。3カ所で済んで良かった。タミヤ緑瓶で接着し、継ぎ目の内側をエポキシで補強。
床板に角穴を開け、伸縮パーツの下面を車体裾と合わせて接着し、連結器高さを他車種と揃えた。