年度末進行、労基法改正、GW10連休と嬉しくないイヴェントが続き、心身共に疲れた。中間管理職は辛い。
模型組む余裕も無かったが、色差しとか点灯化とか、小ネタにぼちぼち手を出していた。
RivarossiのHOオリ急客車の点灯化工事。施工対象車両が多いため、数年前からぼちぼち施工していたが、施工率が50%を超えたので、月例運転会で試運転してみた。
施工内容は、瑞西製の電球色LED基盤搭載と、独逸製通電カプラによる電源引き通し。
LED基盤。ブリッジダイオード、半固定抵抗搭載で、そのまま線路に繋いで使用可能。明るさ調整もできるスグレモノ。
独TAMS製の通電カプラ、SK-2。何か化粧品みたいな型番。フラのProfiカプラに電極を外付けしたもの。Profiと連結可能だが、電極が邪魔をして上下にずらして開放出来ない。芋の通電カプラよりちと高いが、NEMポケットにそのまま付けられるので、欧州製品にはこっちが良い。
Rivarossiのオリ急客車はロングセラーで、何度かヴァージョンアップされている。当鉄道保有車両も、新品購入やebay中古配転でヴァリエーション豊富な状況。
当鉄道でいちばん古いヴァージョン。カプラ台車マウントで非伸縮。金属車軸+両側絶縁車輪で、片側の車輪に通電用ディスク装着。車軸にブラシを当てて集電。
通電カプラの配線は蓄電池箱を利用して床上に立ち上げ。後ろで食堂テーブルのスタンドにLED仕込み中。
荷物車は、ステップとの当たりを避けるため中心ピンが偏心している。こいつはebayで落としたが、当廠で伸縮カプラに改造。荷物室に大容量キャパシタを搭載。
ヴァージョン2。伸縮カプラになったが、プラ車軸+タイヤ両絶車輪で、タイヤにブラシを当てるしかない。摩擦抵抗が大きく、後にブラシを撤去。通電カプラがあるので1両位サボっても無問題。
ヴァージョン3。金属軸+両絶車輪で、車軸ボス絶縁なので車輪裏のなるべく軸に近いところにブラシを当てている。
最新?ヴァージョン。片絶車輪で、車軸からブラシ集電。こいつが最も好調。
通電カプラの配線はLED基板のダイオードブリッジで整流後のところに接続。カプラの上接点を+線にしているので、どの向きにも連結可。
試運転で、牽引抵抗過大で牽引機が空転。集電ブラシを再整備して抵抗軽減してみたが、まだ重い。全車改造完了したら牽引試験だな。
引き通しとキャパシタの効果は期待通りで、殆どチラツキ無し。
【追記】通電カプラあれこれ
The Nameless Cityさんのブログで各種通電カプラが紹介されていて、SK-2の鮮明な写真もあるので、ご参考に。
Viessmannの通電カプラはSK-2のOEMと思われる。ESUのカプラも使い勝手が良さそう。電極が左右に分かれているので、車輪=レールの極性と合わせて、ダイオードブリッジの交流側に接続すれば、連結方向の制限はなくなる。
ISカプラも大量在庫してる。早速サンポール漬けの刑に処する。