今年のサークル競作のお題に合わせて、年明け頃に中古で入手したC59のレストアに着手していたが、カツミのダイヤモンドシリーズで、ダイカスト一体フレームだった(写真手前)。
一体フレーム自体は変形も無く良好な状態だったが、下手に加工すると残留応力が解放されて大変なことになる恐れがあり、ギヤボックス換装は断念。C型機のメインフレームキットを調達し換装することにした(写真奥)。5月頃に部品は揃えたが、色々あって作業が進まず、今年の競作出品は諦めた。
・オリジナルの動輪は軸箱無しなので、手持ちの鉛ウエイトからU形の軸箱を6個削り出して装着。左右一体のU形軸箱を加工できる設備と技術は当廠には無い。
・オリジナルのサイドロッドは3軸固定なので、C型サイドロッドを新規調達し換装。これで動輪軸箱をバネ支持化出来た。
・3条ウォームのギヤボックスは薄型を選択。軸箱と当たる部分のみ薄く加工。
・動輪ブレーキ無しだったので、アダチの部品を調達し、一部加工して装着。絶縁側タイヤの集電シューを組み込みたい。
・先従輪はプラ製だったので金属車輪に換装。
まだ回転が渋いので各部を調整中。Φ20のコアレスモータを用意しているが、未装着。上回りはそこそこの出来なので、そのまま使う予定。