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すぐに読めてしまう本なので、もう幾度となく読んでいるけれど、読む度に納得してしまいます。
でも、その通りになっていないのは、頭で理解しているからだろうな。。。
この本には、さとりに至るまでの意識が「かたまり」「エネルギー」「スペース」と表現されています。
「かたまり」の時は、他者と自分を完全に区別していて、まさに心が固まっている状態。
それが「エネルギー」に変化していくと、他者との関わりによって心が揺れる。
これが多分普通のいい状態。
さらに「スペース」に変化すると、自分と他者を隔てるものが無く、自分の内と外を隔てるものも無い。
ひたすら何処までも意識は広がっていき、全ては一つだという感覚になる。
これが悟りの状態。
この感覚は、瞑想している時も感じることがあるけれど、それを悟りとは言わないらしい。
確かに瞑想から覚めて、日常生活に戻るとすぐに「エネルギー」へと変化し、嫌なことが続くと「かたまり」になってしまうから(笑)
今日も、本を読んでいる間は意識が広がって、「スペース」を感じることが出来た気がしたのに、現実のことに考えを巡らせていると意識はだんだん狭まっていって、帰り際に起きたある出来事で完全にかたまってしまいました。(試された感じ)
その「かたまり」から抜け出すには「愛のエネルギー」を送るのがいいと書いてあるのですが、一瞬でかたまってしまった自分も嫌だし、その原因を作った相手はもっと嫌!
なまけものなのに、何故か本の通りにはいかないですけど、愛が悟りへの道だというのは真実だと思います。