スーのCuriosityⅡ

ブログのテーマは、好奇心。
わくわくドキドキ、好奇心いっぱいの楽しい生活をおくれますように。

老いるということ

2021-03-14 13:28:58 | つぶやく

 

朝食を食べている母の姿を見て、

記憶にある祖母の姿に似てきたなぁと思った日曜の朝。

 

平穏な日曜かと思いきや、

午前中、父と私が大喧嘩。

 

耳が遠くなった父は、怒ると声がすごーくでかい。

昔だったら、びびって逃げていたけど、

今の私は、決して負けない。

 

口うるさい私が悪いのか?

もう好きにさせてくれ!という父の言い分も良くわかる。

でもね、何か起きた時に対処しなければならない身としては、

危険因子があるのならば、それを止めなくてはならない。

 

ここ数年の病で体重が40kgちょっとしかなくなってしまった父。

体力が落ちても、気力はまだ年齢以上のものがある。

だからこそ、1日も長く穏やかに過ごしてもらいたい。

娘は、心を鬼にして、父と戦うのだ。

 

どんなに怒鳴り合っても、

午後には、いつもの状態に戻るのよね、

実の親子だからだねぇ~と母は言う。

 

耳が遠くなってしまって、

補聴器をつけてと説得するも、

こんなもの使いものにならん!と

1週間で返品してしまった父。

俺は不便なことはない!と言い切って終わってしまった(涙)

 

瀬戸内寂聴さんも、

『私は不便じゃないけれど、周りが不便というから、

補聴器をつけたのよ~』とTVで言っていたじゃないの!

 

周りの人のためでもあるんだよーと言っても、

聞く耳を持たず。

(どちらにしても聞いてくれない)

 

おかげで我が家では、

百均で買ったホワイトボードが大活躍している。

入院時も必須アイテムだ。

 

老いていく両親をまじかで見ながら、

自分の老い方を考える毎日。

おひとりさまの老後はこれ如何に。

 

 

3月はお別れが多い月ですが、

母のところに、

訪問リハビリで来ていた作業療法士さんが、

転職されるとのこと。

 

訪問時は、母と彼の笑い声が階下から聞こえてきて、

楽しそうにリハビリをしているなと思っていたので、

お別れは、とても残念。

 

ミニ色紙を描いて最後の日に渡したら、

とても喜んでくれた。

 

この春、次はどんな出会いがあるかな。