観てきました!
映画: グレイス オブ モナコ 公妃の切り札
グレイスケリーと言えば、とても綺麗なハリウッドの女優さんが、
モナコの王室に嫁ぎ、
最期はダイアナ元妃と同じように
悲劇的な車の事故でその人生の幕を下ろした。
ということぐらいしか知らなかったんですが、
この映画は、モナコがフランスによって、窮地に陥った状態を
彼女がどう救ったのか、実話を映画化したもの。
ニコールキッドマン演じるグレイスケリーはイメージとぴったり。
キッドマン自身もハリウッド女優という同じ立場でこの役を演じることに
力が入っていたのではないかな。
一見、誰もがシンデレラストーリーを掴んだと思うような立場でさえ、
それは苦悩とは無縁ではないということ。
キッドマンはグレイスケリーの凛とした人生を見事に演じていました。
この映画の特徴は、ごまかしの効かない、
これでもかというキッドマンの顔のアップじゃないかなと思います。
顔の表情の演技は圧巻です。
そしてモナコ大公にとって、グレイスケリーを妻に選んだことは
最大の幸せだったに違いないと思わせる映画でした。
大画面に映るキッドマン、私、思わず綺麗で見とれてしまいました。
ゆっくり静かに見ることができる大人の映画、お薦めです。