明日から5月に入り、ゴールデンウィークも前半が終わりですね。
私の4月は、これまでの人生で一番しんどい4月でした。
前回の記事で父が入院とお伝えしましたが、
高齢ということもあり、大事をとって一週間程度の入院と本人も家族も思っていたのに、
入院翌日から原因不明の熱が出始め、
入院から3日後には、42度近くの発熱で、重症患者室へ移されました。
父の身体に何が起きているのか、
不安になったところに病院から呼び出しの電話があり、
先生の説明を聞くと、血液中に何らかの菌が入り、敗血症となっている。
抗生物質が効かず、全ての数値が今何か起きてもおかしくない状態ですと
言われました。
病室の父は、吐き気と腹痛で目に涙を浮かべながら苦しんでいて、
酸素マスク、バイタルチェックの医療機器に繋がれ、鼻から胃にも管を入れられ、
血圧は、上が80下が40を表示し、酸素の飽和度も低く、
バイタルの異常値を表すアラーム音がずっと鳴りっぱなし。
こんなすぐに命に関わる状態になるなんて想像もしていなかったので、
目の前で起きていることの理解ができない。
そんな中、我々家族に求められたのは、
救命をどこまで行うかの家族の同意書でした。
ここからの一週間は、父本人も家族も地獄のような時間を過ごすことになったのですが、
次回に続きます。
先にお伝えしておくと、父は闘いの末、菌に勝って、容態は今は落ち着いている状態です。