sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

天王祭’08【宵宮】

2008年07月20日 | 三宅島

今年もこの日がやってきました!!

去年は直前で台風に見舞われ(suggerん家の窓ガラスが割れたり・・・)散々でしたが
今年は順調に事が運ぶ次第でした。

日中からめちゃくちゃ暑かったので、どうしても海に入りたい症候群が発症・・・
天王祭が始まるまでに入水

最初は長太郎へ行ってみたが、潮が上げていてうねりもあったので、もう少し北上。

ややうねりが出てきたが、いざ入水

しかし・・・透明度がめちゃくちゃ悪い5m~3mぐらいだった。
海中はほぼ何もいない状態で早めに退散トホホ・・・。

そうこうしていると、内地からきたショップさんがアンカーを打ちに入水するが、
うねりと透明度の悪さによりここでのダイビングを中止安全第一ですものね。

そして、相方も久しぶりの入水にビビリまくり・・・
いつもそうだが、足が水に入っていないのに、必死に空中で犬かきをするんです。
昨日もお約束どおりでした・・・

だんだんうねりが激しくなってきたので、無理をせず早めの退散にし、御笏神社へ。

今年は昨年以上にたくさんの方々で賑わっていました

春から会いたかったガイド時代にお世話になった民宿の若旦那と9年ぶりの再会を
果たせ、古巣仲間と1年ぶりの再会もあり、suggerは上機嫌

去年はほとんどと言っていいくらい知っている人がいなかったが、今年は島っ子や
知っている方が増え、自分がここでちゃんと生活しているんだな~という実感を
味わいました

こちらは「みやけほいくえん」の子どもたちが書いた灯篭です。絵がとっても上手でした

やっぱり「神着木遣り太鼓」は素晴らしい伝統芸能だと思いました。
この2日間のためにどれだけ多くの島人が時間をさいて練習を重ねてきたことか。

伝統を継承していくためには、上質でオリジナルにできるだけ忠実でなければ次世代に
正確に伝えていくことは難しい・・・。

先代から次世代へ・・・受け継いでいく者たちのプライドと魂がここに込められています

まさに『一打入魂』ですね

 

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アオバズクちゃんたちはいずこへ・・・

2008年07月18日 | いきものたち

今朝は久しぶりに恵みの雨っていってもほんの通り雨程度・・・

雨が降ったので少し涼しく感じましたが、気温は高めなので異常に湿度が上がり
超ムシムシ・・・湿度90%以上の世界です・・・。

 

今日は、仕事が終ってから月に一度の「アオバズク」の調査へ行ってまいりました。

しかし・・・suggerの担当した調査場所ではゼロ。

一人で調査していると、Iさんが偶然通りかかり、一緒に耳を澄ましていたが全く鳴きません。

Iさん曰く、夕方ごろに高校の近くでは鳴いていたよと言っていたが、最近めっきり鳴音を
聞く機会が少なくなって来ました。

 

アオバズクちゃんたちは一体いずこへ・・・

 

明日からいよいよ「天王祭」。明日は宵宮です。
仕事が終ってから取材に行ってきまーす

 


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今年もなしでいきましょか?

2008年07月17日 | flora

いや~、今日は無風でほんとに暑い1日でした・・・

これでまだ梅雨が明けていないとは・・・。
伊豆諸島は東京とは言え、内地とは気候が違うので「明け」ちゃってそうなんですが
先日、測候所の所長さんと「島の梅雨明けってまだなんですか?」とお聞きしたら
「気圧配置的にはもう明けちゃっててもいいぐらいだよね」と。

昨日は関西も梅雨明けしたようなのでそろそろ明けて欲しいものです。

今年の夏は去年ほど猛暑ではなさそうとのことなので、今年もエアコンなしで暑い夏を
乗り切りたいところです今年もなしでいきましょか??

そして、いつもの場所の夏はこんな感じ

ハマカンゾウのオレンジと緑のコントラストのバランスが絶妙です。

こちらはテリハノイバラ。文字通りバラの仲間ですが、小ぶりで真っ白なバラ
気に留めて見ないと一見見落としがちなのですが、路肩に蔓を広げている姿には力強さを
感じます。

そして、こちらも三宅島ならではなのではないでしょうか??

え??何が??

今年に入ってこのあたりの道路が舗装されたんですが、道路わきの壁のコンクリには
なんと溶岩が敷き詰めてあるんです。溶岩もリサイクルするといったところでしょうか
火山島ならではですね

こちらは昨日の御蔵島の様子。海はベタ凪で真っ青でした

ここもsuggerの好きな場所の1つ。三七山から見るひょうたん山
自然ガイドのミーティングの帰りにふらっと立ち寄ってみました

溶岩と青空、海、雲、草木のコントラスト、どうですか??最高です

異国情緒溢れた感じで、これぞ三宅島って感じがします

 

そして、いよいよ今週末は「牛頭天王祭」です。今週は夕方から毎日、木遣り太鼓と踊りの
曲が聞こえています
大人たちだけでなく、保育園と小学校の子どもたちも神輿を担ぎます

台風7号の行方が気になりますが、このままいくと大丈夫じゃないでしょうかね

今宵は十五夜。今日も美しく三宅島の大自然を照らしてくれています

今年も暑い夏になりそうです!!

 


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拝啓 sugger様 またいつかあなたに会いたい。

2008年07月16日 | 鯨類

ショーが終ってからのバックプール。 

トレーナーと向かい合っているのがsuggerの大好きなハナゴンドウクジラ。

口をぱっくり開けているが、下あごの前部に数本しか歯がなく、愛嬌たっぷりの顔つき。

プールサイドに上がって傷口の消毒をしてもらってます。可愛いなぁ

どうしようもない甘えん坊sugger(ハナゴンドウ)が生きていたらこれぐらいなのかなと
思いつつ眺めていました。


いつかこの大海原で元気よく悠々と泳いでいるsuggerに会える日を楽しみに
未来の彼らたちのために自分がやれる事をしっかり伝えていきたいと思います

コメント (2)
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遠隔操作なのだ

2008年07月16日 | 鯨類

先日訪れた「新江ノ島水族館」の新感覚イルカショー「ドルフェリア」

ここでは、一風変ったショーを観る事ができます。

この色とりどりの衣装をまとった女性たちがこんな場所から登場!!

ドルフェリアたちがまるでイルカと会話をしてるよう

かと思いきや、イルカが押してきたビニール玉の中に入ったままのドルフェリアが。

サインも出さなければ、ご褒美の餌も持っていない・・・。ドルフェリアたちとイルカは
本当に心が通じているような気にさえなる。

実は彼女たち、トレーナーではないんですよね・・・。

イルカたちがステージに上がったり、ジャンプしたりしているのは、裏でスタンバイしている
本物のトレーナーたちが遠隔操作でイルカたちを誘導しているのです!!

裏でトレーナーがサインを出し、表で様々な芸を披露してくれる。
イルカたちは裏の待機プールに戻ってからご褒美(餌)をもらっているんですね

あまりタネあかしをしてしまうと、子どもたちの夢が壊れちゃいそうですね

ショーの最後はショープールの両脇にある装置からなんと、シャボン玉が・・・
とても豪華な演出ですね夢があっていいですねー

ふと、このシャボン玉・・・週に2、3度だが、水質には影響のない物質で作られている
ものなのかな??なんて考えてしまいました
(大したことではないだろうが、以前これらの仕事に関わっていたものの視点で
見てしまいふと考えてしまいました

suggerはどうしてもバックヤードを見てしまうので、このショーは正面から見た方が
きっと夢があって楽しいと思います 

幻想的な世界へ連れて行ってくれるショーだと思うので、是非一度ご覧下さい

 

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